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Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

『巫女物語』第05話「嵐を呼ぶ初占い!」

2024-12-31 22:17:28 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)

『巫女物語』第05話「嵐を呼ぶ初占い!」

■コメンタリー

この話はひとつ前の04話と順番は逆でした。
なのですが、この話でブレーキがかかってしまったり、作曲の方に時間を割いたりして、しばらくシリーズに取り掛かれずにいました。

この現05話の話自体も大筋はそれほど悪くないと思うのですが。
ですが、個人的にスキットというか小芝居というか、そういうパートを重視していて、それが不満でなかなか進めませんでした。

というのも、僕自身、ストーリー物は一度見れば気が済んでしまい振り返って見ることはあまりありません。
逆に、キャラクターの魅力が出ていたり面白い掛け合いのシーンは何度も見たくなります。
現05話も、ある寸劇部分にこだわって何度か作り直していたのですが、試行錯誤しているうちにやる気までなくなってしまいました。

そこで、神楽ちゃんというお気に入りのキャラが出てくる現第04話を先に完成させてモチベーションを回復させ今に至ります。

それでも、一度ほぼ完成させたものをもう一度作り直すというのは、味がしないガムを噛み続けてるみたいに辛いものがありました。
子ども時代の姫子のシーンを新たに付け加えたり味に変化をつけてどうにか完成にこぎつけました。


もし観てくださった方がいましたらありがとうございました。


『巫女物語』第03話「男の子と初デート」

2024-06-09 01:27:43 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)

『巫女物語』第03話「男の子と初デート」

■コメント
しばらく更新サボっていましたが、第3話です。

姫子という百合な女の子の存在が、男とバレたらいけない縛りをよりスリリングなものに、キャラの彩りを増やしてくれて、これからが楽しみです。
執事が彼女を苦手とする理由も断片的ながら今後語られることになります。
なのですが、姫子と主人公の母親である沙穂の声が同じ(vc:四国めたん)なのですが、たまたまで伏線ではありません。

・少しだけ登場人物を早口にしたり、無駄な情景描写を削ってテンポ良くするよう心がけました。
・映像面では地味なので画面見なくても音声だけで伝わるように心がけてもいます。
・BGM少なめなのには理由があって、日本のアニメは各シーンで音楽入れすぎてかえって視聴者を興ざめさせているのではと感じるからです。

ちょっとした反省点を言うと、この物語は、「男の娘」の魅力を伝えるような設定になってないと思います。
というのも、どんな作品でも「男の娘」キャラは内面は完全に女の子です。
その上で、内面には触れずに、本当は男なのにはたからは女の子にしか見えない、それを外側からの視点で描きます。

それがキャラクターとして、興味をそそられる要素になり、ミステリアスな魅力になるからです。

この物語では、主人公の性自認が完全に男よりという点で、男の娘もの好きな方の需要は満たせないと思います。
実際、作者としても物語に面白味を加える意味合いの設定という部分が大きいです。

なのですが、それなりにそうした需要も満たしていけるようなエピソードも盛り込む予定です。

もし見てくださった方いましたら、ありがとうございました。


この絵に関しては旧と比べて新も全然よくなってないですね…


『巫女物語』第02話「その初仕事は突然に」

2024-02-23 22:32:16 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)

『巫女物語』第02話「その初仕事は突然に」

■個人的メモ
最近、暇を見つけては取り組んでいるオリジナルストーリーの第2話です。
15年前にはできていた第一話でしたが、続きの話がさっぱり思いつきませんでした。

よく「砂漠で雨を待つ気持ち」にたとえられますが、シリーズ化はちょっとあきらめかけました。
ですが、思いがけず主人公に神が降りるというアクシデントを、自分でも全く手ごたえがないまま、ほとんどでまかせのように書き出してから、それがきっかけで「お屋敷」のバックグランドやそれぞれのキャラクターの役割が、勝手に出来上がっていきました。

ところで、この作品の『男の娘』モノという要素なのですが。
やっぱり、個人的に、物語の作りとして主人公に『バレてはいけない秘密がある』というのが、見るのも作るのも一番楽しい気がするんです。
うまいことバレてはいけない理由が設定できれば、バレないように主人公の動機が生まれ、それを疑うキャラが現れ、また別のキャラが勘違いし、その勘違いによる行動がさらに話を展開させることができます。

王道かもしれませんが、でも、最近はそういうある意味めんどくさいストーリーの作品ってあまりない気がします。

もし見てくださった方いましたら、ありがとうございました。


(体調不良が少しだけ改善し少しだけ画力が上がった例)


『巫女物語』第01話「巫女になった男の子」

2023-12-18 01:45:05 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)



■個人的メモ

突然降ってわいたようにオリジナルストーリーの動画を投稿しております。
高校生の男の娘(?)と執事のコメディとミステリーの物語です。

脚本自体は15年ほど前に、手慰みに作ったものでした。
ですが、当時は音声読み上げソフトもなかったですし、動画にするなんて発想もなく、自分自身文字媒体で誰かの創作物を読むことないため発表する場も思いつかなかったので、当然のようにお蔵入りになりました。

それが、知り合いの方にある曲を聴いてもらっていたところ「ノベルゲーにありそう」と言われそれが妙に心に響いて、さすがにゲームは作れないので動画を作ろうと過去の遺物を引っ張り出し始めたのが去年の暮れのことでした。


とはいえ、お話と曲は何とかなっても、絵がどうにもなりませんでした。
誰かにお願いできないかとも思ったのですが、当然そんな人脈があるわけもなく結局自分で描き始めました。
初期の絵は本当にひどく今見てもぞっとするような出来でしたが、どうにか自分として許容範囲レベルになってきました。

特にその間に絵を練習したというわけではなく、単に持病の重めの体調不良がやや改善したのがきっかけです。

結局、第01話の公開までこぎつけたのが製作開始から一年が過ぎてからでした。
途中もろもろの作業が面倒くさくなったり、体調が悪くなっていた時期は、心身に負担の少ないストーリー構想に充てたりもしていました。
その間に「もうどうでもええわ」と思ったこと一度や二度ではありませんが、おぼろげながらラスト回まで見えてくると、きちんと最後まで形になったものを自分でも見てみたいと思うようになりました。

僕のようなド底辺の創作だけが生きがいの人間は、自分が一番の観客で、自分を楽しませることで唯一創作の意味を見出せるというか、結局そこに行きつくのだと思います。

このブログ自体更新も途絶え、もう誰も見ていないと思うのですが、もし見てくださった方がいましたらありがとうございました。
またよろしくお願いします。