自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『名前がよく分からないもの』
賑やかな場にいたりや知らない人とたくさん会った次の日は軽く死にたくなります。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
僕の学生時代の先輩が提唱していた心温まる俗説です。
■web漫画『サンタの服が赤いわけ』
僕はイヴには教会に忍び込むタイプの神社ファンです。
見てくださった方いましたらありがとうございました。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
浦和レッズ・ペトロビッチ監督「数学上の確率から、負けが続くと勝つ確率が高くなる」(日刊スポーツの記事より)
カメラ●とそのカメラを入れたケース○があります。
カメラ●とケース○は合わせて310円です。
カメラ●はケース○より300円高いです。
さて、100円でケース○だけを買ったとするとお釣りはいくらでしょう?
とっさに答えを出そうとすると思わず90円と言いたくなりませんか?
しかし、上の二つの式を連立方程式で解けばカメラが305円、ケースが5円となりお釣りは95円になります。
●+○=310
+)●-○=300
---------------
2●=610
●=305 ○=5
100-5=95(円)
何をわかりきったことをと思われるかもしれません。
ところがこの問題、アメリカの超一流大学の学生に聞いてもかなりの人が間違えてしまうのだそうです。
さて、次の問題です。
三枚の伏せられたカードの中に一つ隠れているジョーカーを当てたいとします。
■■■ ※■(←裏になったカード)
あなたは一度、ジョーカーだと思うカードを一枚選べます。
この時点でジョーカーを当てられる確率は「3分の1」です。
それから、あなたの選んでいない&ジョーカーではないカードが一枚だけ表にされます。
■■□ ※□(←表になったカード)
さて、この状態で、もう一度カードを選び直せるとしたら変えたほうがいいでしょうか?
■が二枚のうちどちらかがジョーカーなので、確率が2分の1になってる気がしませんか?
しかし、実際に選び直した時の確率はさらに高い「3分の2」です。
説明するとややこしいのですが、カードの数と表にされるカードの数をもっと増やすと感覚的にわかりやすいです。
■■■■■(←選んだカード)■■■■■■■■
自分の選んだカードと、表にされなかった残りの一枚のカードとで、どちらがジョーカーの確率が高いかは一目瞭然です。
□□□□■(←選んだカード)□□□□□□■□
これなら二枚の■のカードのどちらにジョーカーが隠れているかの確率が2分の1同士には見えないでしょう。
このように、我々の直感と数学的な正しさは食い違うことがあります。
しかも、数が得意な人ですらうっかり間違えてしまう、心理的な罠が隠されています。
上の記事のように、確率が収束するという錯覚もかなり多くの人が持っています。
確かに同じことが続きすぎると、次こそは違うという心理がどうしても働いてしまいます。
この理屈をちゃんと理解していると自負していても、実際に自分が決断する立場になったらどうでしょうか?
さすがに、データ解析班まである現代サッカーでトップクラブの監督がこれでは困ることもありそうですが。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
AO義塾塾長がAO義塾卒業生による「小4なりすまし」事件を謝罪(AO義塾の公式サイトより)
小保方さんの一連のSTAP細胞騒動で、特に印象に残った点があります。
それは、科学という客観性の高い分野で嘘と世渡りで理系エリートのトップにまで上り詰められた事実です。
そんな小保方さんは早稲田大学のAO入試の一期生だったそうです。
過去の実験状況からモル計算すらあやふやで、高卒レベルの化学知識があったのかすら怪しいようです。
とはいえ、大人になって社会にでると、気づくことがあります。
大抵の仕事は馴れや適性が大切で、日々の作業に特別高い学力が必要なことはあまりありません。
それより社会性や積極性、そして何より体力の方がはるかに必要です。
ここ最近の理系のノーベル賞受賞者の田中、山中、中村各教授すらバリバリの学歴エリートというわけではありません。
(それでも皆さんが国立大学出身という点はとても興味深いですが)
そういった点で、単なる学力ではない能力に重きをおくAO入試には一理も二理もあります。
それに、アインシュタインのように能力値の偏りが極端なため学校教育の枠に収められない天才も発掘できるかもしれません。
しかし、現在のAO入試で分かるのは、単に大人に気に入られるための能力な気がしてなりません。
そこで生まれるのは志の高い社会を変える先駆者ではなく、社会の風潮に乗るのが人より得意な軽率な若者でしょう。
少なくともスティーブ・ジョブズのような気概あふれる人は、AO入試で大人に媚びを売るなんてまっぴらごめんだと思います。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
西島秀俊の厳し過ぎる「結婚の7条件」を乗り越えた“プロ彼女” (女性自身の記事より)
高校の現国で、魯迅のエッセイを授業で取り上げていた時のことです。
そこで先生が日本人の外国人差別の例として「バカチョンカメラ」を挙げました。
バカでもチョンでも使えるカメラということですが、当時引っかかったのを覚えています。
後で調べてみると「バカでもちょんと押せば取れるカメラ」というのが元々の意味だと分かりました。
もちろん差別があったから誤用されたのですが、国語の先生でも知らないほど自然と意味が変わったことが不思議でした。
例えば最も有名なネットスラングの一つ「中二病」もそうです。
もとは自意識をもてあまして無理して個性を出そうとする中二特有の行動を言います。
急に洋楽を聞き出したり、ギターを始めてみてすぐに挫折したりと、誰もが思い当たるアレです。
ところが、今ではオタク特有のナルシストな言動やその手のアニメと、意味がかなり狭くなっています。
同じくツンデレも、最初はツンツンしていた女の子が、色々あってデレることを言っていました。
ところが今では、表面はツンツンしてるけど中身はデレてる言動のことを言います。
壁ドンは、アパートのお隣から壁を叩かれ注意される意味から女の子への強引な迫り方へと姿を変えました。
そして、上記事の「プロ彼女」です。
これも元々はネットスラングの「プロ市民」と同じく彼女という立場で職業的に生活してる人の事を言ったはずです。
悪い意味だったのですが、いつのまにか彼女としての役割を完ぺきにこなすいい意味へと変貌してしまったようです。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
一番高給な女性の職業はなに? 上位10職種をランキング(OVO [オーヴォ] の記事より)
僕の学生時代、かなり変わった女性教授がいました。
そもそも大学教授なんてまともな人を探すほうが難しいかもしれません。
特に文系の教授は専門の分野でも、かなり頑ななモノの見方をする人が多かった印象です。
考えて見れば、それだけ考えが偏ってないと何かを研究しようという熱意も生まれないのかもしれません。
で、その女性教授の話です。
見た目は、かるく染めたベリーショートと金縁の眼鏡からのぞく眼光が鋭い、スラっとした方でした。
40代で教授にまで上り詰めたエリートで、ドラマで見るような美人女教授のイメージ通りの雰囲気です。
そんな彼女ですが、とにかく自分の美意識へのこだわりが半端ありませんでした。
まず、講義を始める前に自分のゼミ生に花を持ってこさせて、教壇に飾らせます。
美しいものが身近にないと講義を始められないのだそうです。
講義自体はとてもまともなのですが、初夏のある日、ある男子学生が彼女を激昂させたことがありました。
ハーフパンツ姿の彼のスネがちらちらと彼女の目に入ったのがその理由です。
毛もふさふさだったと思いますが、マイクを通して彼女が言い放ったひとこが印象的でした。
「そこの男子学生、その汚いものを隠しなさい!」
そんな彼女の専攻は労働法と、法律という地味な学科でもとりわけ地味な分野だったのが、今思っても謎です。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
長野地震 下敷きの女性、近所の人がジャッキで救助(NHKニュースの記事より)
運動不足の解消のため、夜たまに走りに行っている土手で遭遇した出来事です。
その日はたまたま夜の10時かそれより遅くに走っていました。
もともと人通りも少なく明かりもないので、深夜ともなればかなり寂しくなります。
視界もせいぜい7、8メートルで、たまに人とすれ違うのでも、暗闇からいきなり現れるように感じます。
いつものコースの終わりに差し掛かってきたところ、まさに暗がりからいきなり人が現れ、道を阻むように立ちました。
さすがに驚きましたが、その若い男性は何か困っている様子で、僕に助けを求めて来たのでした。
足を止めて話を聞くと、彼は口ごもりながら足元の河原の方を指さします。
と、ほんのすぐ先に結こぶりのワゴン車が土手にもたれるように倒れていました。
事情は聞きませんでしたが、暗い夜道で何かの拍子に滑り落ちてしまったようです。
斜めになりつつも駆動タイヤは片方地面についていたので、彼にアクセルを踏んでもらって後ろから押してみます。
しかし、何度試してもタイヤは滑ってしまい車は微動だにしませんでした。
諦めかけようとしたその時、夜中の騒音に近所の人が様子を見に来ました。
僕が事情を説明すると、そのオジサンはそれならと馴染みの人たちを5、6人連れてきてくれました。
それでまずはみんなで傾いた車をちゃんと起こすことができました。
ただ、ぬかるんだ場所で後輪が空回りしてしまいます。
そこで、また他の方が家から厚手の毛布を持ってきてそれを敷きました。
それで接地面を作りつつ、みなで協力してもとの道へとおし上げることができたのです。
ちょっと感動的な瞬間で自然と歓声が湧き、僕は皆にお礼をいって回っていました。
僕も助けられずに困っていたので当然な気もしますが、後から考えればちょっと変な気もしました。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
載せておいてなんですが、大分スベってると思います…
■ web漫画『総武線には気をつけろ』
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
利き手の怪我で当分ストーリーもののweb漫画はお休みです。
かわりに自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気が向いたら載せていきます。
いつにもまして絵が適当ですが、これでも心持ち傷口を開げて描きました。
■ web漫画『胸キュンな法律用語』
背徳的悪者は悪意者の間違いです。
正直、ストーリーものよりまだ共感が得られそうな…
僕のイマジナリー・フレンド以外に訪れる者のないブログですが、もし見てくださった方いましたらありがとうございました。