ドイツ女性襲撃 約90人が被害届 マース法相「問うべきは容疑者の出身ではなく、犯行そのものだ」(時事ドットコムの記事より)
人に優しい人とはどういうイメージでしょうか?
例えば、何でもしてくれる人はたしかに優しいです。
逆に、何をしても笑って許してくれる人も優しいです。
でも、場合によっては、後者の人は扱いが難しいです。
例えば、図書館で子どもが騒いでいたとして、注意する人と注意しない人ではどちらが本当に優しいでしょうか。
子どもからしたら、注意する人の方が怖いし、注意しない人はいい人にみえます。
何が言いたいかというと、一見して優しい人ほど冷たい人なことがあるということです。
さて、上記事もそんなことを感じさせます。
ドイツの大臣がいわば、罪を憎んで人を憎まずと言っています。
実際ドイツでは、過半数の国民が移民を歓迎しています。
ところが、同じドイツで、移民の施設を襲う事件が百件以上起きるというおかしな現象があります。
この矛盾が日本人にはなかなか分かりません。
欧米人というのは、一人ひとりは、個人主義的です。
基本的にあまり人の事に口出ししませんし、自分も人を気にしません。
そして、それは、政府や国の方針についてもそうです。
どこか他人事だから、平気でキレイ事を言います。
一方で、現実に自分個人の生活を脅かした時には、かなり過激な行動に出ます。
自由や平等、多文化共生といった欧米人の理想を、よそ者が真に受けるのは間違いです。
その裏に 実は他人事だから言ってるだけという、欧米流個人主義が潜んでいることを忘れてはいけません。