Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

正しいけど素直に聞けないアドバイスの対処法

2016-01-13 21:46:48 | コラム

ベッキー 女子会で「不倫」止められたが…結局、川谷の術中に(スポニチアネックスの記事より)

対人関係の悩みでも、個人的に一番くらいに困るものがあります。
それは「嫌な人の嫌味なアドバイスを聞くべきか」という問題です。

どんな性格の悪い人でも、批判というのはそれほど間違っていないことが多いです。
むしろ、嫌な人は意図的にこっちを傷つけようとしています。
ですから、聞き流せるような的はずれなことは逆に言いません。
親しい友人だと気を使って言われないようなことを、言ってくれるので余計にタチが悪いです。

ですけど、その指摘を素直に聞けるかといえば、まず無理です。
こういう時いつもどうしたらいいのかをよく悩みます。

一つ目の対処法はこうです。
「マイナスをプラスにしてやったぜ、ざまあみろ」と思うことです。
嫌なことを言われて傷つくのはむしろ相手の思う壺です。
それをむしろ改善するきっかけに自分で変えてやれば、相手にとっては負けです。

でも、こう思うのもなかなか難しいです。
そういう時は、あまり考えないことです。

脳の記憶は、体験を記憶する分野と、抽象的な情報を記憶する分野に分かれています。
例えば、言葉の単語は、どこで(=体験記憶)覚えたのかは覚えていませんが、意味(抽象記憶)はしっかり覚えています。 

わざわざ自分で考えなくても、脳はちゃんと無意識のうちに記憶を整理してくれています。
これを利用してやるのです。

嫌な奴に言われた事実(=体験記憶)と自分のためになるアドバイス(抽象記憶)は、時が経てば自然と分かれていきます。
こうして冷静に受け止められるようになってから、生かしていけばいいと思います。

そうするのに必要なのは、ただひとつ、できるだけ心を軽く自然体でいようという心がけだけです。

コメント
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