Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

願掛けは「したい」ではなく「します」で

2016-01-03 21:59:31 | コラム

運気が下がる…神社で絶対にしちゃいけないこと「手水をしない」「お賽銭を投げる」「おみくじを木に結ぶ」(Woman Insightの記事より)

例えば、注射とか痛怖いものを我慢する時どうするでしょうか?
歯を食いしばって息を止め、すぐそこに迫った危機を待ち構える、という人が多いかもしれません。

でも、実は思い切り息を吐いたほうが痛みは感じません。
出産の時の「ヒッヒッフー」のラマーズ法も、同じ原理かもしれません。

これは身体ばかりではなく、心も同じです。
例えば悩みごとがあって気分がすごく落ち込んでるとします。
それで「わたし全然落ち込んでないし!大丈夫だし!」と強がるのは、かえって良くありません。
心の痛みに抵抗することで、痛みは増してしまいます。

これと似たことが、神社のお参りでもいえます。
「志望校に合格したい」とか「いい人と巡り会いたい」とかどうしても「○○したい」とお願いしがちです。

ですが、「○○したい」という事は、裏を返せば「今はそれができてない」ないということです。
「あれがしたい、ああなればいいなあ」と思うほど、実は心の奥で現状維持をしてしまっています。
どこかで「神頼みでもしなきゃ、そんなこと起りっこないしぃ」と諦めていたりします。
つまり、お願いごとに対し煩悩丸出しで真向からぶつかって、返って逆効果になっているのです。

ですから、神社にお参りするときは「したい」ではなく「します」がいいです。
神様にしてもらうことを待つのではなく、神様に決意表明します。

例えば、「○×大学に合格します」と言えば、心が合格するように振る舞いやすくなります。
言い方は悪いですが、自己暗示みたいなものです。

もちろん、あまり神経質になりすぎては逆効果です。
ですが、自分に「○○したい」といってくる人と「○○します」といってくる人、どちらを神様が助けてあげたくなるかを考えてみれば、答えはわかりやすいです。

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