「宗教信じてないならお守りをズタズタに切って」 宗教学者と大学教授の対談が話題に(ガジェット通信の記事より)
平素よりいやらしい動画に出演してくれている素人女性には菓子折りの一つも持って行きたいほどお世話になっています。
ですが、自分の大切な人が出演するとなれば間違いなくやめるよう説得すると思います。
我々は牛や豚をぬいぐるみにするくらい好きですが、一方で殺して毎日のようにその肉を口にしています。
ペットに人気の猫だって三味線にしますし、犬だって食べる国はあります。
どちらもよく考えればおかしな話です。
しかし、世の中は矛盾だらけ、戦場は答えのでない疑問であふれています。
神社ファンとして、自分なりに人智を超えた存在を信じていはいます。
しかし、科学は大好きですし、いつか宇宙の謎が科学的に解明されることを期待しています。
矛盾しているかもしれませんが、僕の中ではどちらも共存しています。
著名な科学者の多くも何らかの神の存在を信じているとの話を聞いたことがあります。
矛盾してますが、しかし、人間ってそういうものです。
ですから「宗教を信じてない」と言いながらお守りを大切にしている人がいてもそれほど疑問に思いません。
むしろ、そういう風にしか表現できない心の態度ってあると思います。
それはいうならば、ツンデレ少女が大好きな彼(彼女)に「大嫌い!」と言う、そんな心境です。
言葉の定義を厳密にしていくのが学者さんたちの仕事です。
欧米では宗教に対するポジションを明確に表明することを求められもします。
しかし、僕に言わせれば、それは他所事です。
物事をはっきりさせすぎると角が立って面倒なことも多いです。
ですから、市井の日本人は宗教をうさん臭く思いつつお守りを大切に持っておく、それでいいんじゃないでしょうか。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
新宮の神倉神社。急な石段を登ると十代の女の子が1人佇んでいました