Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

ツィッターのウソ

2015-03-31 21:16:18 | コラム

「ワン・ダイレクション」のゼイン・マリク脱退で悲しみに暮れるファン達の号泣動画がスゴい(AOLニュースの記事より)

個人的にちょっと変に思っていることがあります。

例えば、ギャングスタ系ラッパーみたいな人たちが雑誌の表紙を飾っているとします。
まるで「俺たちは誰のいいなりにもならねえ!」とでも言いたげな雰囲気です。

でも、この写真の取られたいきさつを考えると、これはちょっと変です。
実際のところ、彼らは時間通りにスタジオに来てカメラマンの前で彼の指示通りに写真に取られているはずだからです。
彼らが本当に見た目通りのギャングスタなら、そんな約束なんて守らず中指立ててこう言うでしょう。
「俺らは誰の言いなりにもならねえぜ、この尻の穴野郎!」

何がいいたいかというと「表現されたものとその実情とにはズレがある」ということです。

ツィッターでも「えっ!○○さん亡くなったの?!」みたいな書き込みを時々見ます。
でも、実際に書き込むのは驚いてから少し後になってからで、そこにタイムラグがあります。
面白いことがあっても「マジウケる(爆笑)」と書いてる時には案外真顔に戻ってたりします。
「死ぬほど悲しい(泣)」と言っても、本当に悲しいならとてもツィッターに書き込みなんかできないはずです。

ですから、そこにはほんの少し嘘が混じっています。

そういうつぶやきをちょっと変に思うだけで、やめてほしいとまでは思いません。
ただ書き込みからその嘘が透けて見えないよう、上手について欲しいなとは思います。

それで言えば、上記事のような現象はさすがにどうかと思いました。
だって、号泣するほど悲しいのに、一方でそれを動画でとってアップするほど冷静なのはやっぱり変ですので。

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ダンディと呼ばれた男

2015-03-30 22:07:22 | コラム

古賀茂明氏「官邸からバッシング受けた」→菅官房長官「事実無根だ」(産経新聞の記事より)

昔いたある職場にMさんというベテランの方がいました。
蓄えた口ひげに深く響く低音の声、それに落ち着いた物腰は大人の余裕を感じさせます。
人知れずついたあだ名はずばり「ダンディM」でした。

僕も大変お世話になり、尊敬もしていました。
その後、僕は職場をやめてしまったのですが、ダンディについてある風の噂を耳にします。

というのは、実はダンディは某新興宗教の熱心な信者だったというのです。
それで仕事上の関係者でも構わず勧誘するので、陰ではよく思われていないとのことでした。

ショックだった一方で、こんなことも考えました。
「ダンディのあの懐の深さは、信心によって支えられていたのかも」と。

その質を問わず、何かを強く確信した人は迷いがなく立派に見えます。
信じるもののために自分を犠牲にできますから、結構いい人にも見えます。
正直、その点は個人的にはうらやましくも思います。

ただ、それでも絶対おかしいです。
こういう人は、やっぱりどこかズレています。
それはいわば「現実に対する認識力の欠如」です。

そういう人にかかれば、まっとうな批判でも○○の陰謀になってしまいます。
そして批判されればされるほど自説の正しさを信じるようになります。

そうなれたら、ある意味では幸せかもしれません。
ただ本当の現実は手に負えないくらい複雑で思うようにならず決して楽などさせてはくれません。

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web漫画『女性あるある研究所』

2015-03-29 21:52:45 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『女性あるある研究所』

■あとがき
母によれば、その人の子どもが男の子か女の子かは母親自身を見るだけで分かるといいます。
子が親の影響を受けるのは当然ですが、その逆もいえるようです。

母親にとっては娘の服が着られるプロポーションを保ってるというのもステータスになるのかもしれません。
親子ですから、もともと体格も似ますし。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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web漫画『女心とある日の空』

2015-03-28 21:29:38 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『女心とある日の空』

■あとがき
女心と秋の空といいますが、これは去年の晩夏のことでした。
なので、時間は実際にはもう少し後にずれてたと思います。
この季節の空は夕方からいろんな色に変わってとても綺麗です。

思うのですが、男心の方が気が多くてよっぽど変わりやすいです。
女心は結構一途だと思うのですが、確かに気持ちの切り替えは早いですね。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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web漫画『まとい恋愛研究所』

2015-03-27 21:54:25 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『まとい恋愛研究所』

■あとがき
一般的にかわいくて女の子女の子した女性が一番男性に人気あるイメージです。
確かに間違いじゃないのですが、リアルでそれを上回るのが明るく元気なボーイッシュ系です。

というのも、男性と友達関係から入れるので接する機会も増え自然と好意をもたれやすいからです。
その点ガーリッシュ系は男性からするとちょっとアプローチが難しいところがあります。

みなさんはどちらがタイプでしょうか?
僕は迷ってしまいますが、強いて言えば両方です。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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日航機墜落事故の起きた夜

2015-03-26 21:53:33 | コラム

ドイツ墜落機パイロット閉め出し「中から鍵かける」 墜落機音(テレ朝newsの記事より)

ツアーコンダクターをやっている方によると飛行機事故には当たり年というのがあるそうです。
確かにここ一年ほどの航空機事故の数とその被害の甚大さは偶然とは思えないほどです。

さて、日本ではやはり御巣鷹山の日航機墜落事故が思い出されます。

事故が起きた時期、ちょうど母の奈良の実家へ帰省中でした。
毎年、お盆の渋滞を避けるため深夜の東名を走ります。
終業日にそのまま運転する父は眠気覚ましにいつも車中でラジオを流していました。

その夜は事故から数日が経った頃だったでしょうか。
ラジオでは身元が確認できた方から氏名を夜中何時間もひたすら繰り返しています。

小さかった僕も目が冴えてしまい後部座席で横になりながら聴いていました。
途中からまるでお経か呪文を聞いているような不思議な感覚になってきます。

まるでずっと同じ所を走っているような窓の外の深夜の高速道路と、延々と被害者の方の名を読み上げるラジオが頭の中で交錯します。
そのたんたんとした無機質な様子に、逆に失われた命の痛ましさを子どもごころに感じました。

どこの神社だったか忘れましたが「昇魂之碑」という石碑が立っていたのを覚えています。
戦没者を祀るのは普通「招魂之碑」ですが、昇ると書くのは特に日航機の墜落事故の被害者の方を悼んだものです。
その神社は事故現場の近くではなかったはずですし、記憶に自信がありませんが、その前で手を合わせたような覚えがあります。

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道に信号機ができた日

2015-03-25 21:49:41 | コラム

5年前にも姉が…ため池で5歳男児死亡(日テレNEWS24の記事より)

公園から撤去された遊具や池を囲っているフェンス。
そういったものの裏には子どもにまつわる事故があることもあります。
そして、信号機もまたその一つでしょう。

家から駅に出る時に使う道路での出来事です。

そこは片側一車線がやっとの狭い道で、歩道もありません。
でも、駅への最短ルートなので朝の時間帯は車はもちろん、学生や通勤者の自転車も列になって走ります。

そんなですから、常に危険と隣り合わせで実際に事故も起こります。
高校の頃、毎朝見かける自転車のオジサンがバランスを崩して目の前で車に跳ね飛ばされたこともありました。

さて、その現場から少し先に行ったところに押しボタン式の信号がひとつあります。
でも、この信号は配置が少し不思議でした。
というのも、同じ通りのもっと往来のある交差点にも信号はなかったですから。

ちょうど、その場所でのことです。
今から二年ほど前、散歩をしていた父が突然意識を失い倒れ、病院に運ばれた事がありました。
幸い、近所の家の人がすぐ見つけ救急車を呼んでもらったおかげで大事には至りませんでした。

しかし、受け身も取らずに倒れ頭を切ったので、アスファルトにはしばらく血痕が残っていました。
仮に前に倒れていれば、往来の車に轢かれあわや大惨事になっていたかもしれません。

さて、それから大分後になってふと思い出したことがありました。
あの場所に信号機が設置されたいきさつです。
今から二十年もっと前、あの辺りで小学生の女の子がバスにひかれて亡くなった事故があったのです。

とても気の毒な事故ですし、面白おかしく怪談話にする意図は全くありません。
もともと危険な道で他の場所でも事故はあります。
ただ、特にあの場所には何か人を迷わせるものがあるのかもと少し思うのです。

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曲中ボーカルの声色が変わるのが最高に気持ちいい70'Sロック集

2015-03-24 22:09:08 | コラム

僕のちょっと変わったツボに『曲中ボーカルの声色が変わる曲』が好きというのがあります。
同じボーカルの人が、穏やかな歌声からハイトーンボイスになったりシャウトしたり…
その展開のダイナミックさに心しびれてしまうのです。

ニッチ過ぎて他の方に理解してもらえるかどうかわかりません。
ですが、特に好きな曲を三曲ほど紹介したいと思います。

Harry Nilsson『Without You』

様々なアーティストにカバーされたと言う意味でもこの曲はトップクラスですね。
女性的で優しい歌声から超絶のハイトーンボイスが最高です。

Queen『Brighton Rock』

こちらはフレディ・マーキュリーが男役と女役を同時にこなすノリの良いロック曲です。
やたらと長いブライアン・メイの「津軽じょんがら節」みたいなギターソロはいつも飛ばしてしまいます。
ごめんなさい。

Van der Graaf Generator『Pilgrims』    

なかでも一押しなのがこの曲です。
色気があって知的かつ大胆で、ボーカルのピーター・ハミルは僕の理想のボーカリストです。
優しく艶かしいファルセットとしわがれたディストーションボイスとのギャップがたまりません。
時々ムード歌謡みたいになってしまうのが残念なVDGGですが、この曲は崇高な感じがして素敵です。

番外編
Fair To Midland『Dance Of The Manatee』

やたらと揺れる低音ボイスから、ハイトーンのエッジボイス、そしてデスボイスまで…
これほど多様な声色を使い分ける人を僕は他に知りません。
メタルですがギターワークが後ノリでリズミカルなのでメタル嫌いでも聴けます。

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昭和の御代のイケナイ駄菓子

2015-03-23 21:32:31 | コラム

昔好きだった駄菓子BEST10 (webR25の記事より)

昭和の時代、あの頃僕は子どもでした。
公園は子どもたちで溢れ、小さな商店街でも買い物時ともなれば主婦たちで賑わっていました。
日本中がまだ見ぬ未来に夢を見、よりより明日が来ることを信じて疑いませんでした。

でも、とにかく色々なことがいい加減でした。
留守番中に訪れるヤクザのような新聞勧誘員。
インスタント製品を客の目の前で袋から開けて湯がいて出すラーメン屋。
家の近所には腐った卵を平気で店に並べる悪徳商店もありました。

さて、そんな時代に昭和を強く感じさせる思い出深い駄菓子があります。
僕は当時、とあるアイス・キャンデーにはまっていました。
毎日母親に貰った数十円を握りしめては、そのアイス目当てに駄菓子屋さんに走ります。

味がどうこうではありません。
どうしても当たりが引きたかったのです。
普段ならもう一本ですが、このアイスはひと味違いました。
袋の裏にマークがあれば、なんと現金が当たるのです。

それも最大で500円です。
子どもの500円といえば、感覚的には田園調布に家が建つくらいの大金です。

現に同じ社宅に住んでた友達のY君は一度当てていて羨ましくてしかたありませんでした。
しかし、何度やっても10円がたまに、50円も一度当てたことがあるくらいです。
やっぱり当時でも色々とアウトだったのか、結局短期間でそのアイスは姿を消しました。

あの懸賞金つきアイスは昭和だから許された時代の徒花です。
そして、それは当時のいたいけな子ども達にギャンブルの味を覚えさせた罪な駄菓子でした。

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web漫画『サラリーマン家庭あるある』

2015-03-22 21:14:39 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『サラリーマン家庭あるある』

■あとがき
とはいえ、働く親の姿というのは子どもに見せておくべきとも思います。
サラリーマン家庭だとなかなかそういう機会がないのですが。
普段から働く親の姿を見ている自営業の家の子たちは皆普通より大人びていましたね。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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