Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

『巫女物語』第03話「男の子と初デート」

2024-06-09 01:27:43 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)

『巫女物語』第03話「男の子と初デート」

■コメント
しばらく更新サボっていましたが、第3話です。

姫子という百合な女の子の存在が、男とバレたらいけない縛りをよりスリリングなものに、キャラの彩りを増やしてくれて、これからが楽しみです。
執事が彼女を苦手とする理由も断片的ながら今後語られることになります。
なのですが、姫子と主人公の母親である沙穂の声が同じ(vc:四国めたん)なのですが、たまたまで伏線ではありません。

・少しだけ登場人物を早口にしたり、無駄な情景描写を削ってテンポ良くするよう心がけました。
・映像面では地味なので画面見なくても音声だけで伝わるように心がけてもいます。
・BGM少なめなのには理由があって、日本のアニメは各シーンで音楽入れすぎてかえって視聴者を興ざめさせているのではと感じるからです。

ちょっとした反省点を言うと、この物語は、「男の娘」の魅力を伝えるような設定になってないと思います。
というのも、どんな作品でも「男の娘」キャラは内面は完全に女の子です。
その上で、内面には触れずに、本当は男なのにはたからは女の子にしか見えない、それを外側からの視点で描きます。

それがキャラクターとして、興味をそそられる要素になり、ミステリアスな魅力になるからです。

この物語では、主人公の性自認が完全に男よりという点で、男の娘もの好きな方の需要は満たせないと思います。
実際、作者としても物語に面白味を加える意味合いの設定という部分が大きいです。

なのですが、それなりにそうした需要も満たしていけるようなエピソードも盛り込む予定です。

もし見てくださった方いましたら、ありがとうございました。


この絵に関しては旧と比べて新も全然よくなってないですね…

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これは蝶が見てる夢 The Butterfly Dream

2024-06-01 21:44:03 | 自作曲

これは蝶が見てる夢 The Butterfly Dream

■メモ

この曲はなんとか形にしたくて、自分としては、かなり時間をかけて作った曲です。
ほとんどの場合はせいぜい一週間ほど、計3,4時間しかかけないのですが、これはひと月ほど数十時間かけました。

今や日本だけだと思うのですが、特に歌ものでは、Aメロ→Bメロ→サビという起承転結をつけます。
いわゆる洋楽でも80年代とかそういう曲も多かった気もしますが、もともとそんなのない曲の方が圧倒的に多いです。

僕自身、普段は洋楽ばかり聞いてるせいもあり、サビだけでいいだろという風に思ってました。
このしきたりのせいで、このサビが良くてもA、Bパッとしない曲だったら、サビまで我慢しなきゃいけなくなります。
逆の場合もあって、出だしはいいのに、そのせいで手堅くいきすぎてサビがいまいちのことも多いです。

この曲は、結果的に構成はかなりしっかりできてしまったのですが。
それでも、どこをとってもサビだらけな、ひたすら高揚感が続くフレーズだけで作ったつもりです。


あと題名ですが、いわずとしれた『胡蝶の夢』から来ています。
生まれつき厭世的な性格な上、特に現実逃避したい気持ちがひどいので、この題名にしました。
やむを得ない日課で電車に乗ってるときも、これが現実だと思いたくない気分がどこかあります。

一方で、慢性的な体調不良を抱え、寂しく楽しみのない現実を、どこか実感のないものように感じています。
そんな思いがあって、一見、幻想的な雰囲気の曲に似つかわしくない思い切り現実的な映像を付けました。

やたらと入っている光が床に映るカットですが、プラトンの洞窟の比喩にちなんだ意図があると、今思いつきました。

もし聴いて下さった方がいましたら、ありがとうございました。

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世界の終わり、海の始まり -By the Sea at the End of the World-

2024-04-30 22:57:31 | 自作曲

世界の終わり、海の始まり -By the Sea at the End of the World-

■コメント
 映像はカリフォルニア州のラホーヤ海岸(La jolla beach)に行ったときの映像です。
もっと素材撮っておけばよかったと思いましたが、そうすると今度は義務感が勝って楽しめなくなるので、仕方なかったかなとも。

 青い空と海のカリフォルニアの明るい雰囲気とは真逆のアンニュイで内省的な曲になっています。
これには少しだけ理由があって、このラホーヤ海岸が、連れて行って下さったIさんにとって思い出の地だったからです。
いつか自分がこの世を去った時は、海をのぞむ丘に埋めてほしいと言っていて、ある意味その下見に来たのでした。

 そこで、この曲は遠い将来、いつか必ず来る日にまたIさんを弔いに来た時の情景を想像して作りました。

 そこに少し嘘があるとすれば、実際のラホーヤの海岸は感傷にはまるで似つかわしくない、どこまでも明るく楽天的な雰囲気に満ちていました。
 日本のほとんどの海岸は、綺麗さではまるでかなわないというのもあります。
 ですが、それ以上に僕自身が日本の海の綺麗さの裏側に、どこか退廃的なものを感じるのとは全く違いました。
 海の向こうに死者が還る黄泉の国があったりと、日本の海はどこか内省的です。

 もし聴いて下さった方がいましたら、ありがとうございました。

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【自作曲】渋谷百景 Views Of Shibuya

2024-04-14 22:54:42 | 自作曲

渋谷百景 Views Of Shibuya

■メモ
アート系のアンビエント系テクノです。
自分で渋谷駅周辺を歩いてスマホ撮影した素材で動画を作りました。
(ジンバルもないので画面が高頻度で乱れています)

ジャンル的にはテクノと言っていいと思うのですが。
でも温かみのある有機的な音で構成しました。

異国の架空の町を歩いているようなイメージです。
それでヨーロッパの観光地で流れてそうなアコーディオンを採用しました。
ですが、音階はどこか東洋風な雰囲気が伝わるかなと思います。

僕の中でそうした『ここではないどこか』というイメージに渋谷はぴったりでした。
賑やかで華やかで、洗練されているところと雑多なところがあって、そしてそのいずれもどこか作り物っぽいというか。
個人的によく行く場所なので、日ごろ通って特に印象に残った場所を中心に映像にしました。

もし聴いて下さった方がいましたら、ありがとうございました。

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『巫女物語』第02話「その初仕事は突然に」

2024-02-23 22:32:16 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)

『巫女物語』第02話「その初仕事は突然に」

■個人的メモ
最近、暇を見つけては取り組んでいるオリジナルストーリーの第2話です。
15年前にはできていた第一話でしたが、続きの話がさっぱり思いつきませんでした。

よく「砂漠で雨を待つ気持ち」にたとえられますが、シリーズ化はちょっとあきらめかけました。
ですが、思いがけず主人公に神が降りるというアクシデントを、自分でも全く手ごたえがないまま、ほとんどでまかせのように書き出してから、それがきっかけで「お屋敷」のバックグランドやそれぞれのキャラクターの役割が、勝手に出来上がっていきました。

ところで、この作品の『男の娘』モノという要素なのですが。
やっぱり、個人的に、物語の作りとして主人公に『バレてはいけない秘密がある』というのが、見るのも作るのも一番楽しい気がするんです。
うまいことバレてはいけない理由が設定できれば、バレないように主人公の動機が生まれ、それを疑うキャラが現れ、また別のキャラが勘違いし、その勘違いによる行動がさらに話を展開させることができます。

王道かもしれませんが、でも、最近はそういうある意味めんどくさいストーリーの作品ってあまりない気がします。

もし見てくださった方いましたら、ありがとうございました。


(体調不良が少しだけ改善し少しだけ画力が上がった例)

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【自作曲】形となり現れるもの -Everything in The Worldin The World-

2024-02-02 21:33:05 | 自作曲

形となり現れるもの -Everything in The Worldin The World-

■コメント
和風なテクノ系を目指した楽曲です。
このところずっと和音階なテクノに取り組んでまして、ようやく形になった一曲です。

音楽というのは、どうしてもメロディをつけ加えたり、展開をつけていくと、どんどん主観的で情緒的になり、一方でダサくなります。

この曲も本来なら、冒頭の和音を7thコードのきらびやかな音にして、効果音よりの音をちりばめておけば、もう少しオシャレに終わったのかもしれませんが…

どうしても物足りなくなり、展開をつけ、サビっぽくメロディをつけ…結局あまりテクノっぽくない妙に熱のこもった暑苦しい感じになりました。

結局こうなるのは、そもそもの人間がダサいから仕方ないのかもしれません。

もし聴いてくださった方がいましたら、ありがとうございました。

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『巫女物語』第01話「巫女になった男の子」

2023-12-18 01:45:05 | 巫女物語(サウンドノベル風オリジナルストーリー)



■個人的メモ

突然降ってわいたようにオリジナルストーリーの動画を投稿しております。
高校生の男の娘(?)と執事のコメディとミステリーの物語です。

脚本自体は15年ほど前に、手慰みに作ったものでした。
ですが、当時は音声読み上げソフトもなかったですし、動画にするなんて発想もなく、自分自身文字媒体で誰かの創作物を読むことないため発表する場も思いつかなかったので、当然のようにお蔵入りになりました。

それが、知り合いの方にある曲を聴いてもらっていたところ「ノベルゲーにありそう」と言われそれが妙に心に響いて、さすがにゲームは作れないので動画を作ろうと過去の遺物を引っ張り出し始めたのが去年の暮れのことでした。


とはいえ、お話と曲は何とかなっても、絵がどうにもなりませんでした。
誰かにお願いできないかとも思ったのですが、当然そんな人脈があるわけもなく結局自分で描き始めました。
初期の絵は本当にひどく今見てもぞっとするような出来でしたが、どうにか自分として許容範囲レベルになってきました。

特にその間に絵を練習したというわけではなく、単に持病の重めの体調不良がやや改善したのがきっかけです。

結局、第01話の公開までこぎつけたのが製作開始から一年が過ぎてからでした。
途中もろもろの作業が面倒くさくなったり、体調が悪くなっていた時期は、心身に負担の少ないストーリー構想に充てたりもしていました。
その間に「もうどうでもええわ」と思ったこと一度や二度ではありませんが、おぼろげながらラスト回まで見えてくると、きちんと最後まで形になったものを自分でも見てみたいと思うようになりました。

僕のようなド底辺の創作だけが生きがいの人間は、自分が一番の観客で、自分を楽しませることで唯一創作の意味を見出せるというか、結局そこに行きつくのだと思います。

このブログ自体更新も途絶え、もう誰も見ていないと思うのですが、もし見てくださった方がいましたらありがとうございました。
またよろしくお願いします。

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【自作曲】Simulated Reality -シミュレーテッド・リアリティ-【デジロック】

2022-12-14 20:14:56 | 自作曲

■Simulated Reality -シミュレーテッド・リアリティ-



■コメント
実に一年ぶりの新曲発表です。
ターンテーブルのスクラッチ的な技法を試したり、普段はやらないことに挑戦してます。

ポップでエモい作風と打って変わって激しいエレクトロ・ロックの曲です。
ですが、実は聴くのはこういう曲の方が好きです。
聴くのは自分に足りないものを補おうとして、作るのは元から自分にあるものが出るのでしょうね。

Q.画面上のセリフみたいなのは何?
A.なんとなく曲の雰囲気にあわせたSF風のモノローグとなっています。

Q.サンプリングしてるのは誰の声?
A.ブラッドボーンの人形ちゃんです。
フロムソフトウェアのヒロインはみんな好き。

Q.1年ぶりの更新だけどなにか言うことはある?
A.落ち込んでばかりの一年でした。

もし聴いてくださった方いましたらありがとうございました。
(サムネ用)

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web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第二十九話』

2021-12-22 21:22:22 | web漫画

■web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第二十八話』





■あとがき
web漫画『KAIJU(カイジュウ) 第二十八話からの続きです。
 →初めから『web漫画『KAIJU(カイジュウ)第一話』

…まる2年ぶりの更新です。

Q.2年も更新してなかったけどネタ切れ?
A.枯れかけている創作意欲を作曲の方に注いでいました。
ネタ切れ気味ではありますが、最終回も考えてあるので、今後も自然消滅することはありません。

Q.登場キャラクターにモデルっているの?
A.今回の二人に関してはweb漫画『KAIJU(カイジュウ) 第二十四話』の続きです。
さらに過去作のweb漫画『恋になればいいな。(1/3)』が二人のモデルです。
もっと言うと男の子の方はweb漫画『KAIJU(カイジュウ) 第二十六話』でも登場しています。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

■イメージ曲作りました

The Theme Of KAIJUU (カイジュウのテーマ)
カイジュウのテーマⅡ- The Theme of KAIJUU Ⅱ-

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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昼を忌む歌 -A song for hatred of day-

2021-10-24 20:11:23 | 自作曲

■昼を忌む歌 -A song for hatred of day-

■コメント
この約半年、没になった曲は数知れず
ただの趣味になぜここまで意地を張っているのか自分でもわかりません

Q.歌詞が不吉すぎる
A.わりと生きること全般が嫌になってきた気持ちが出ています。

Q.最後に出てくるキャラはなに?
A.歌詞が暗すぎるのでかわいくまとめました。ミ〇オン好きが隠しきれてません。

もし聴いてくださった方いましたらありがとうございました。
(サムネ用)

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