自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『モラトリアムと死』
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『止めないけど気にはなる』
■あとがき
最後のコマは昔、友人のK君の身に起こったほぼ実話です。
彼はペペロンチーノをタバスコでアラビアータ風に真っ赤に染め上げるレベルのグルメです。
頼んだものくらい好きに食べさせて欲しかったそうですが、僕は全面的に店のご主人を支持します。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
中村うさぎ氏が自殺を示唆? 「生きてる意味すらなくなるのでは」(日刊サイゾー)
誰が元祖かはわかりませんが、女性タレントで「ぶっちゃけ系」の方たちがいます。
作家やマンガ家など別に肩書があって、タレントとしてもバラエティ番組に出ている方達です。
なんでも遠慮せずに本音をズケズケと言いいますし、それが許される雰囲気があります。
それに、私生活からして破天荒で、自分の過去もばんばんさらけ出していきます。
多分、そうしたところが視聴者にも受けているのだと思います。
でも、僕からすると少し気の毒に思える時もあります。
例えば、彼女たちのファンはどういう気持で見ているのでしょうか?
自分たちが言えないようなことを言ってくれるところを痛快に思っているのかもしれません。
でも一方で、彼女たちは温かい家庭など普通の女性としての幸せを捨てている面があります。
女性のファンは、その点で見下して見ていられる分、劣等感も覚えず面白がれます。
男性のファンはどうでしょう。
友達にいたら楽しいだろうけど、恋人や結婚相手としては遠慮したいと言う人も多いでしょう。
つまり、こういう女性タレントの方たちは、どこかで距離を置かれて楽しまれているのです。
本当に親身になって考えれば、また別の感想もあっていいはずです。
いい例えではないですが、動物園の動物だって一生檻の中で見世物にされる気持ちになれば違います。
もちろん、本人がそれで良くてお金も稼げて、面白がられて救われている面があります。
でも、個人的には、彼女たちの行動にはどこか自暴自棄的な危うさを感じてしまうのです。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
チャンネル桜・水島総社長「(田母神氏は)大うそをついています。使途不明金はもっとある」 (東スポWeb)
競技団体がありすぎてややこしい三大スポーツといえば、ボクシング、プロレスそして麻雀です。
何かのタイトルマッチで勝ったりしても、実は有力選手が別にいたりと、どうもスッキリしません。
さて、スポーツに限らず宗教や政治結社に多いのが、組織の内紛と分裂、そして腐敗です。
ありがたくないこの現象は、どうしていつも起こってしまうのでしょうか?
まず、組織団体というのは何かしらの理念や目的があって立ち上げられます。
それに共感した人たちが集まってくるわけです。
そうは言っても、やっぱり考えは人それぞれ違います。
組織を大きくしていくためには、ある程度の考えの違いも認めなければいけません。
そこで起こるのが当初の理念を貫きたい人と、もっと柔軟に現実的にやりたい人との対立です。
いわば、原理主義と世俗主義の対立です。
そして、これとは別に組織を腐らすタイプの人たちがいます。
一つは、組織内でよりいいポジションにつくのが目的な人です。
もう一つは、組織を使ってお金儲けがしたい人たちです。
どちらの人たちにとっても、組織のもつ理念や役割はもはや「道具」に過ぎません。
ところが困ったことに、彼らはそういうしがらみに縛られないために、組織内で非常に力を発揮するのです。
例えば、今の中国共産党で共産主義を信じてたらむしろ出世はできないでしょう。
ちょっとふわふわした観念的な話になりましたが、これは様々な組織に当てはまります。
宗教対立や企業や各種団体の問題も、この点に注目するとよりはっきり見えてきます。
個人的には、ネットもありますし、特に政治活動は個々人がゆるやかに連帯しあう形が一番時代にあってると思います。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
「ふしだらな服装気に入らない」 日テレ「Oha!4 NEWS LIVE」女子アナ脅迫 朝日新聞配達員を逮捕!(産経新聞の記事より)
上記事のような犯罪が起こる度に思うことがあります。
それは「どんなにつまらない犯罪者でも理由は欲しがるらしい」ということです。
それも、いっちょ前に相手のことを「ふしだらだ」と正義面するのです。
こんなケチな人間でも、自分を正当化する理由がないと、なんとなく気持ちが悪いものなのでしょう。
後は、理不尽な事が起きた時も「どうして自分ばかりこんな目に」と理由を欲しくなったりします。
この2つの例から言えることがあります。
それは、人は特にマイナスな気分の時ほど理由が欲しくなるということです。
調子がいい時、やる気がある時は、いちいち理由なんて考えたりしないものです。
「なんとなく」そうしたいから、「なんとなく」好きだから、身体が勝手に動いてしまいます。
何かを始めよう、あるいはやめようとする時、理由をあれこれ考えてしまうことってないでしょうか。
そういう時は一度立ち止まって、本当にそれがしたいのか自分に聞いてみた方がいいです。
というのも、理由が必要な時は、自分の弱い心から出た行動であることがとても多いですので。
そして、そうしてした決断は、多くの場合、途中で苦しくなったり悪い結果になって帰ってきます。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
ピケティ氏の理論が最も当てはまらない場所は日本だ 富の格差は大きくない(英エコノミスト誌の記事より)
学生時代に感じた学生あるあるなのですが。
今からアカデミー賞の授賞式か武道館初ライブでもするのかというような服装の人がたまにいます。
経験上、そういう人は決まって地方出身者でした。
地方の人にとっての東京像といえば、テレビや雑誌が主な情報源です。
そこで紹介されるファッションは、おしゃれシティ東京の中でも最先端なものばかりです。
東京に住む人のみんながみんなそんな格好をしているわけではありません。
でも、受け取る側からすれば「東京の人は、みんなこんな格好してるずらね」となります。
中にはさらに極端な方向につっぱしってみる人まで出てくる始末です。
さて、これは日本と外国の関係でも同じです。
外国での流行を大まじめに受け入れて「日本は遅れてる」と言いたがる人たちでこの国はあふれています。
でも、上記事のように、日本に当てはまらない理論を述べた本が日本でブームになるのはなんだか滑稽です。
でも、これは今に始まったことではありません。
面白いことに、中国の古い文献は意外と日本の方がいい状態で残っていたりするそうです。
流行どころか本国で廃れた学問さえ日本の儒学者は大まじめに研究していたようです。
もちろん、明治維新の例をとっても外国の知恵は大変いいものです。
でも、それらを無批判に受け入れるのなら、それは学者というより単なる知の輸入業者でしょう。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『老いの実感』
■あとがき
去年は何かと親の老いを実感した年でした。
親にとって子どもの小さい頃の印象が強いように、子にとって親は元気な頃の印象が強いのでなおさらです。
個人的には、吉田戦車さんの『伝染るんです』の孫のために頑張ってコーラを飲もうとするお祖母ちゃんの話を思い出した一コマでした。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『死ぬまでにしてみたいこと』
■あとがき
雪見だいふくの魅力の9割はあの皮のもちもちな食感にあると思います。
ただ、本体のアイスがあって初めてあの皮の存在感な気もします。
それを確かめるためにもいつか皮だけまとめ食いを実行したいです。
ピザの耳もなんとなく同じジャンルな気がしますね。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。
■web漫画『頭西向きゃ尾は東』
■あとがき
場所は湘南、去年の8月21日の夜八時過ぎくらいの事だったと思います。
北の山側は厚木か寒川辺りの感じでした。
夜、走っていても物寂しく単調ですから、こういうイベントがあると俄然やる気が出るのですが。
自分でも間の悪さにびっくりしました。
もし見てくださった方いましたらありがとうございました。
読売テレビ清水アナ 乳がん死の妻「どうしても子供産みたい」 (NEWSポストセブンの記事より)
前の仕事で大変お世話になったIさんの話です。
このIさんは神戸出身で大変ユニークな人でした。
例えば、息子さんとも何度かあっているのですが本当の名前を僕は知りませんでした。
というのも、爆十郎というソウルネームか、それを英語風にしたボム・ボーイとしか呼んでませんでしたから。
いつでもその調子で冗談ばかりのIさんでしたが、一方でスジの通った人でした。
まず、いい加減そうに見えて、仕事の愚痴や同僚の悪口を聞いたことがありません。
得意のジョークも人との絶妙な距離を取る絶妙なうまさがあります。
そうやってモノゴトをめんどくさくさせてしまう一線を絶対に越えないバランス感覚がありました。
そんなIさんの車で家まで送ってもらった時に聞いた話です。
Iさんには何歳か年上のお姉さんがいました。
結婚して数年、お腹の中に赤ちゃんがいることが分かったのと同じ頃、ガンが見つかったそうです。
若かったために進行も早く、見つかった時にはもう手の施しようがありませんでした。
最後の望みのはずだった放射線治療も、お腹の子の事を思えば、することはできません。
それで取りうる限りの治療を続けていたのですが、最後はお腹の子と一緒に亡くなってしまったそうです。
ご本人やご家族のつらさは想像に余りありますが、Iさんはたんたんと話してくれました。
それで自分の子どもがピンチの時は「どうかうちの子を助けたってくれ」とお姉さんにて祈るのだそうです。
Iさんの不思議な懐の深さの裏にはそういう経験もあったのだと僕は知らされました。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから