Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

普通の女の子がAV女優になる理由とは?

2015-08-31 21:26:47 | コラム

AV女優だけでは食べていけない! 制作費が1本10万円? 地盤沈下が続くAV業界の惨状(リテラの記事より)

学生時代、とある知人の女の子が何気ない会話の中でこんなことをつぶやきました。
「AVに出てみよっかな…」

彼女は一般的に言ってかなりかわいい部類の子でした。
しかも、日本でも有数の進学校を出ている才女です。
そんな子がAVなんていうのですから、聞かされたこっちがびっくりです。

もちろん、言ってみることと実際にやるのとでは大きな隔たりがあります。
その時は付き合っていた彼氏と別れた後もめてるみたいなことを言っていました。
そうした心が不安定なときのお酒の席での戯言でした。

しかし、そんな時に何が若い女性をAVに出演してみたいという気分にさせるのでしょうか?

女性は生まれた時から、「女の子だから」と言う理由で色々な荷物を背負わされて育ちます。
汚い言葉遣いや乱暴な遊びは叱られ、おしとやかにしなさいと我慢することを教わります。
大きくなっても、ファッションや話題も周りの子と合わせなければいけません。
さらに年頃になれば、結婚や出産など、世間からタイムリミット付きのタスクが課せられています。

つまり、女性にとって「普通の女の子 」でいることは、かなりの労力を伴うのです。

「貞操」もまたそこそこ重い荷物です。
自分で持ったつもりはないのに、これの扱いの軽い重いで男性の見る目が変わったりします。

すると人によっては、何かのきっかけで、こうした重荷から開放されてみたくなるのです。
そこでこの「普通の子」や「貞操」という荷物を下ろすのに、とことんまでそうでなくなってみようとと考えるのです。

ですけど、これは錯覚です。
一時的には色んな感覚が麻痺して、新しい自分に出会えたような気がするかもしれませんが、いつか必ず後悔します。

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web漫画『十羽ひと唐揚げ』

2015-08-30 22:15:02 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『十羽ひと唐揚げ』

■あとがき
過去記事『web漫画『袖振り合うも他生の縁』』に引き続き聞き間違えシリーズです。
揚げるよりゆでるみたいな雰囲気になってしまいました。

正直に言うと、ほんの少しそう聞き間違えたことがあるだけですぐに気づきました。
歴史物でも観ないと出てこない表現ですが、高橋留美子さんの漫画ではたまに使われてました。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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web漫画『飽きてからが本番』

2015-08-29 22:00:19 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『飽きてからが本番』

■あとがき
勉強、スポーツ、仕事、あるいは恋愛など人間関係…
このことはどんなことでも言えると思います。

何をしていても、最初の驚きや新鮮さはなくなるものです。
それどころか、やっていくうちに理想とのギャップにつらくなることも多いです。
でも、自分を楽しませようと思っているうちは案外頑張れます。
それに、そうやって自分が観客として「こうして欲しい」と自分に要求できるものは、いつかできるようになります。

しかし、これには一つ条件があります。
最低限自分がそのジャンルのファンでないといけません。
そうしないと自分自身の観客になれないでしょうから。

僭越ながら、僕自身曲を作るようになったきっかけも同じでした。
理想の音楽を求め、一時期狂ったようにレコード店を巡っていてふと思ったのです。
「もしかしたら自分で作れるようになったほうがまだ楽なんじゃないだろうか」
当然、これはこれで見込みが甘かったのですが、お金は大分節約できました。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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web漫画『人生の過ち』

2015-08-28 21:48:10 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『人生の過ち』

■あとがき
有名人の方はたいてい、数々の失敗を乗り越え今の成功を手に入れています。
それで決まって言うのが「あの時の経験があるから今の成功がある」というセリフです。

しかし、それを額面通りに受け取って自分も諦めちゃダメだと思うのは無理があります。
なぜなら、彼らと違って失敗したまま、ただの無駄に終わった人だってたくさんいるはずです。
そして、中には失敗がトラウマになって新しいことをする勇気をなくした人もいるでしょう。

でも、そういう人の言葉は当然誰にも注目されないままただ消えていきます。

ですから、若い人達にはあんまり無茶な失敗はなるべくしないようにすることをおすすめします。
ちゃんと練習や想定をして、その上でした失敗ならきっと得るものは大きいはずです。

とはいえ、失敗してしまった僕の声が誰かの耳に届くことはないかもしれませんけど。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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人はなぜヤクザに憧れるのか?

2015-08-27 21:42:00 | コラム

指定暴力団山口組、分裂のおそれ 警察、抗争への警戒強める(FNN NEWSの記事より)

コンビニでしか売ってない小さくて分厚い感じの雑誌みたいのがあります。
たいていその中に『実録!○○組抗争!』みたいなヤクザ特集みたいのがあります。
ヤクザになりたい人はめったにいないでしょうけど、その世界に憧れる人は結構いるようです。

しかし、それは一体なぜなのでしょうか?
やはり日常の世界にない独自の価値観があるからでしょう。

組に入って認められれば、盃を交わして親子や兄弟となり、家族同然の関係になります。
そこでは組織への忠誠が求められ、言動が礼節にかなっていてブレがない(=筋を通す)ことが絶対です。
それにヘマをすれば責任をとって指を詰めなければいけませんし、道理に反すれば相手を殺すこともあります。

何が言いたいかというと、ヤクザの世界は危険で野蛮ですが、分かりやすくフェアなのです。

これに比べて、我々のいる世界はなんと甘っちょろく理不尽なのでしょうか。
相手に手を出されない限り、どんなにヒドイことをされても我慢するしかありません。
逆に言えば、どんなにヒドイことをされても、手を出したらその時点でこちらの負けです。

頼りの警察も事が起こらない限り何もしてくれません。
裁判に持ち込んだところで、膨大なお金と時間がかかります。
なんとか賠償金を勝ち取っても実際に払われる確率は4割で、それも弁護料で大半が消えてしまいます。

残念ですが、我々の社会では、どんなに相手が悪くても被害にあった時点でもう負けなのです。
法に定められた以上の復讐を望むなら、それこそヤクザにでも頼むしかありません。

このように、日頃の理不尽さのはけ口としてヤクザの世界に理想を求めてる部分というのはあると思います。
あとは、闇社会のスリルや、組織同士の血を血で洗う争いが戦国時代のようで面白いというのももちろんあるでしょう。

もっとも、そんな殊勝なヤクザ屋さんは、多分フィクションの中にしかいないと思います。
過去記事『修羅の街の風景』『悪党とネット民』などでご紹介したとおり、そのろくでもなさは身近に感じてますので。

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無知とは罪か?

2015-08-26 21:59:34 | コラム

深夜に出歩く子供、親の責任は 大阪中1殺害事件でネット論議 (J-CASTニュースの記事より)

例えば、かなりきわどい格好で満員電車に乗っている女性がいたとします。
ほとんど布切れ一枚で上と下がぎりぎり隠れているような状態です。
ただし、彼女はファッションでそうしているだけで、男性を誘うような意図はありません。

それで彼女が痴漢にあったとして、彼女に責任はあるのでしょうか?

彼女に悪いところがあるとすれば単に無知というだけです。
男性にどれだけいやらしい目で見られているか自覚がないのです。
もちろん、そんなことは知らないで一生を終えられるなら、そっちのほうがずっとマシです。

しかし、一方で痴漢に合う確率はかなり高くなると思います。
その意味で、責任があるかどうかは別として「因果関係」自体はあります。
それで一生の心と身体の傷を負ってしまった時に後悔しても遅いです。

それでも「悪いのは痴漢で彼女を責めるのはおかしい!」と擁護するタイプの人は結構います。
確かにそうですけど、彼女はその無知ゆえに自分自身が傷ついたのです。
それは彼女を大切に思う人も同じです。
やはりその意味では彼女には罪があると言わざるを得ません。

自らの無知や無謀で事件に混こまれた人の話題は、ネットでは常に議論を呼びます。
例えば、戦地で拉致されたジャーナリストが問題になったこともありました。
上記事の小学校を出たばかりの子どもを深夜に出歩かせる親もそうでしょう。

この件で親に責任がないといえるとしたら、日本がまだまだ平和だと錯覚してるからです。
これがアメリカなら、親も逮捕されているかもしれません。
それに、いくら親に責任がないと主張したところで、起こってしまった被害をないことにはできません。
そうした被害をひとつでもなくすために、やはり被害との因果関係をつくってしまったことに対する反省は絶対に必要です。

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エイリアンとコペルニクス的転回

2015-08-25 21:42:55 | コラム

人を襲った子連れの母グマは殺されるべきか…国際的な論争へ(NATIONAL GEOGRAPHICの記事より)

ディズニーランドのホーンテッドマンションで、絵がどんどん伸びる不思議な部屋があります。
これは「誘導運動」という錯覚を利用していて、本当は絵ではなく天井が伸びています。
これに気づいた時、妙な感覚に陥ったのを覚えています。

こういう風に、自分の思い込んでいた主客が逆だった時、人はめまいに似た衝撃を受けます。
これを西洋思想史では「コペルニクス的転回」と呼んだりもします。

有名なところではレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』でのあるアマゾンの未開部族の慣習が有名です。
そこでは、部族間で未婚の女性を交換して結婚をさせる風習があります。
近親相姦もマズいので、ルールに従って誰を誰と結婚させるのかをきめるのですが、それがとても複雑なのです。
で、これを研究してみると、なんと高校で習う代数幾何の式を当てはめていることがわかったのです。

西洋人が未開だと決めつけていた人たちが、実は優れた数学的能力を持っていたという発見はまさに「コペルニクス的転回」でした。

しかし今だに西洋人には、自分たちが正しいのだと言う変な錯覚があります。
クジラやイルカは知能が高いので殺すのはかわいそうというのも、ある意味で傲慢な思想です。
それに最近の研究では、彼らの好物の牛も同じくらい知能を持っていることがわかってきたのも皮肉です。
上記事の議論も、日本人からすれば今更という気がしないでもないです。

さて、個人的な「コペルニクス的転回」があります。
子供の頃、いとこのKくんに映画『エイリアン』を観せてもらった時のことです。
当時の僕にはエイリアンとはあのバケモノのことで、バケモノは人類を襲う悪者にしか見えませんでした。

しかし、Kくんにエイリアンとは英語でよそから来た人のことを言うと教わりました。
そして「エイリアンとはわざわざよその惑星へ侵入してきた人類のことだ」と聞いた時、めまいに似た衝撃を受けました。

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愛されたい女性たち

2015-08-24 21:37:51 | コラム

山本耕史、堀北にフラれ続けた6年 「もう来ないでいいですから」とまで言われた(スポニチの記事より)

個人的に最も理解できない映画のひとつに『ピアノ・レッスン』があります。
あらすじは以下のとおりです。

主人公は、失語症でピアノを弾くのが生きがいの女性です。
海をわたって結婚した夫は暴力的で、ピアノを海岸に捨てられた上、それを汚いオジサンが見つけて持っていかれてしまいます。
一計を案じたオジサンは、主人公にピアノを弾かせるかわりに服を脱げなど、自分の欲望に素直過ぎる要求をしてきます。
そうして、レイプまがいにパヤパヤしている内に、主人公はオジサンを愛するようになります。

さすがにそれはないだろうと思うかもしれませんが、本当にこの通りです。
どう考えてもオジサンの初めの動機はエロスで、不器用な愛情表現と見るのは無理があります。
強引めに迫られるのが好きな女子は多いらしいですが、「※ただしイケメンに限る」的状況ですらありません。

しかし、この映画はとても評価されていますし、主人公の心理は女性なら共感できる人もいるようです。

また、とあるアンケートによれば、半数の女性が気になっていない相手でも告白されたら付き合うそうです。
別のアンケートでは、好きな相手でも半数弱の女性は自分からは決して告白しないそうです。
ということは、好かれる努力をしても、相手から告白されない限りはいつか諦めるのでしょう。

ここまで見てみると、よく言われる『女は自分のことを好きな人を好きになる』は、限りなく正解に近い気がしてきます。
もっとも、経済力は絶対条件でしょうけど。

上記事の山本さんもややストーカーじみてますが、やっぱりその一例かもしれません。

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web漫画『ショック療法』

2015-08-23 21:48:40 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『ショック療法』

■あとがき
多分言わないだけでみんな小さい頃はやってた事ですよね…?
ちょっと普通より卒業するのが遅かったとは思いますけど。

この出来事でめでたく第二の乳離れをする事ができました。
わざわざボタンを外してパジャマの中に手を入れた時の衝撃は今も覚えています。
兄弟とたまに寝る位置を入れ替えていたので間違ってしまったのでした。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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web漫画『うちの近所あるある』

2015-08-22 22:03:24 | web漫画

自分のtwitterから拾ってきたネタでエッセイ風漫画を気ままに描いています。

■web漫画『うちの近所あるある』

■あとがき
そこそこ開けたところに住んでる人の田舎アピールほど、僕の心を傷つけるものはありません。
明らかにかわいい女の子の「私全然かわいくないよ」に通ずるものがあります。

そういう人には「ではあなたは駅に行くバスのバス停まで自転車で行ったことがありますか?」と問いたいです。
そして、今回の道交法改正で傘を差して自転車に乗れなくなったことが、どれほどお財布にダメージをもたらすか分かっているのかと言いたいです。

もし見てくださった方いましたらありがとうございました。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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