京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ある日の工房

2024-06-26 15:47:56 | 気になるコト
こんにてゃ。
こんにちは。
今日は、工房のお話と、
作陶のお客様の作品のお話です。


迷いなく削っています。

写真は、新人ちゃん・その1が
湯飲みを作って、削りをしているところ。


浅い焼きでは、削る時は、
「やりがんな」という、
槍の先のような道具を使います。
これに慣れるととっても楽ちん。

朝日焼では、基本は、器を作った人が
削って、素焼き、釉薬かけまでを担当します。

最近は、釉薬を掛ける部屋が
私のねぐらのようになっているので、
素焼きから先の、焼きあがるまでは、
私が担当することが多いです。
ねぐらには何人たりとも立居らせねぇ!
何ていうのはウソですが、
私が釉薬を担当している間に、他の職人さん達に
どんどん作ってもらって、私が窯の準備をします。
納品までの日にちも有りますからね。
効率よくいきましょ。

そのうち、削る道具のご紹介もしますね。
さて、教室の作品です。


どういうこと?
ななめ??


だって、控えにこんな形にしてくれって
描いてあったんだもん。。

高台がない器。
コロンコロンと転がります。
酔っぱらったら大参事(笑)

中はややとんがっているけれども
結構普通。


ごろ~り
あ!ちょ!まてよ!!
ってなるよね~。(なったよね~)

こういう器、毎回は大変ですが
(高台がないから、焼く時も
ちょっと特殊な入れ方が必要なもんでね・・)
たまになら、面白いから大歓迎。

貴方も作ってみたくなった?
う~ん、沢山作るうちのひとつなら
いけるかな?
ゴロゴロ転がって、割れる可能性もあるから、
先に言うておきます。
「転がり落ちるから、やめて」
(勧めてるのか、勧めてないんかどっちやねーん。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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