☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

マジックアワー・・・魔法の時間?!

2021-10-08 00:00:09 | 徒然

辺りは秋の装いが少しずつ進んでいく
しかし10月とも思えない蒸し暑さが続く
9月は思いがけず過ごしやすかったので良しとしよう

9月の終わりに6輪の月下美人が一斉に開いた
花の豪華さは勿論のこと6輪開くと香りもひとしお
この香りごと届けることができたらといつも思う

「秋は夕暮れ!」
このところ夕焼けが本当に美しい
つい写真も撮りたくなるため息もの…

特にこの季節の日の入り前と日の出前の10分ほど
空の碧の美しさ透明感が増し紅色が溶け込んでくる
マジックアワー

数年前家人の油彩画に「魔法の時間」と名付けた
(稀に名付け親を頼まれることがある)
西洋風の何故か懐かしさがよぎる街角風景
夕暮れ前の何か不思議さの漂う感じに
「マジックアワー」から頂いて「魔法の時間」とした

その絵は秋の展覧会で評判となり
いまだに忘れられないという人もいる
ところが「魔法の時間」からマジックアワーを
連想する人は誰もいず…

「魔法」という言葉から見る人ひとり一人に
それぞれの物語を想起させたらしい
それはそれでとってもいい感じなので全く
「マジックアワー」のことは言い出す機会もなく今に至っている
 
      

自宅3階から写メを撮っていて思い出した
春先に少し身を乗り出すとかなりはっきり見えていた「愛宕山」が
知らぬ間に建物の陰に隠れ頭しか見えなくなったことに気が付いた
ちょっと悲しくて短歌にしたこと…

京都で一番高い山「愛宕山」
京都人にとっては信仰の山
昔は京都のどこの家のお勝手にも
「火の用心」の愛宕山のお札が貼られていた

家を建て替えて窓から「愛宕山」が見えると
気が付いた時はちょっと嬉しかった!
恥ずかしながら立て替えてから
だいぶ時間がたってからだったけど…

何とか特徴的な頂きが見えるだけでも有難いと思うことにしよう
夕映えの空にかすかに浮かび上がる愛宕山のシルエットも美しい…
「わかるかな?」の感じだけれど・・・
            
          
コメント
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