4月新しい光輝く
今年は雨の日、風の日、冷え込む日が暖かい春の陽射しを遮って
心地よい早春の日々を味わうことなく4月に入った
しかし道を歩けばもう4月
降り注ぐの日差しの中で
早咲きの桜が満開、梅も桃も美しく咲いて
見上げれば白木蓮が今や盛りの華やかさ
紫木蓮も柔らかい美しさを魅せている
ミモザは黄色に輝き
沈丁花だって満開
道端にはタンポポがあちらこちらに
ソメイヨシノもほのかに赤く一、二輪咲き始めている・・・
たしかに新しい春
いのちの輝きが身に沁みてくる
毎年のように行っているJーダンスフェスティバル
今年は30年記念のアニバーサリーだという
25回の時も見せてもらったがもう5年も経つのかと思うと感慨深い
大阪・梅田のフりーゼ・フリーゼのホール
11組のダンスカンパニーが出演する
プロとアマの違いは否めないがそれぞれの持ち味があっって面白い
特に若い人たちの歯切れよいダンスパフォーマンスに伸びを感じる
体の切れやリズム感が違うのだ
今まで年齢的な違いだろうと思っていたが
明らかに持って生れたリズム感が違うのだと今回見ていて思った
渡辺ステージジャズセンター「MUGEN]-北の海からーは
きれいなオレンジの着物裏が目を引く衣装もとってもよく
ダンスは優美で見事な美しさでいつものごとく格の違いを見せつけた
はやみ甲Dance Canpanyはこちらもいつものごとく
華やかに派手やかにリズミカルでカッコよかった
ウェルネスダンシングが今年はなんかいい感じでよかった・・・
JJAの代表でもあるW先生が構成演出された
30周年記念作品「Oh!!30Years」
参加ダンサーや各カンパニー主宰まで総出のパフォーマンス
かなり力を入れてやってられると聞いていたので楽しみにしていた
この大きく揺れ動いた30年の時代・人・出来事の流れを
ダンスで描いていく
時にダイナミックに、時に面白く、時に優雅で、時に楽しく・・・
重くならず軽快に美しく描き出されていてとっても楽しかった
あつい熱気の中で出演したダンサーたちが心を合わせ絆強く
一体性をもって力いっぱいパフォーマンスしているのが伝わってきた
階段まで人があふれている会場も一体となった感じが素晴らしかった
去年、東日本震災の後に「開催するか否か」
「何をどのように伝えたらよいのか」
「ダンスで何が出来るのか」等々だいぶ掘り下げて
考えざるを得なかったのがJJAそれぞれのの意識を変え
絆が深まったのでは・・・と後で聞いた
去年3月、この会場で渡辺ステージジャズセンターの
「Lux」-光ーを見たとき
感動して涙が流れたのを思い出す
日本人みんなして光に向かわねばならない
光に向かう時なのだと強く感じた
言葉が無くてもダンスでダイレクトに伝わることは大きいのだ
「Lux」はそれまでも何回も見ていたし
W先生作曲の音楽も内緒で吹き込んでもらって
カーステレオで聞いていた
でもこのときに見た「Lux」は格別で、
心が大きく揺さぶられ「大きな力」を貰った・・・
春を告げる風が吹いている
歩み出すときがきている・・・
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