☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

桜並木の秋を行く朝・・・わが秋のうた2023<2>

2023-12-27 00:00:30 | 風歌

冬至を超えクリスマスも過ぎて
2023年の年の瀬ももうすぐそこに

今や「時」は駆け抜けるほど足早に過ぎるけれど
一つひとつ思い起こせば深く豊かな
時の想いと思い出が沁み出してくる
「時」とは不思議なもの

秋から冬に向かう我が短歌を
晩秋の京都、御室「仁和寺」の写真を添えて

                                         

舞い降りる落ち葉も赤く色づいて桜並木の秋を行く朝

春の桜並木は言うに及ばず素晴らしいけれど
秋を告げる様々に赤く色付いた桜紅葉の並木もまた美しい
ことに朝の光の光の中では…


水鏡映す紅葉の揺らめいて今秋の中ただ秋の中

山々の、野の、お庭の紅葉・黄葉の素晴らしさは格別なものだけれど
その見事な紅葉・黄葉が水鏡に映る様はまたえも言えぬ趣きがあり
時を忘れてずっと見つめていたいような気持になる
潤う秋にただ浸る…

          

朝露に光るもみじ葉鮮やかに冷たき風はもう冬の声

今年は「秋はなかった!」という人もあるけれど
真夏が9月までずっと続いた感じで心地よい秋晴れを楽しむ時間は
本当に無かった気がする
変に暑い日はあるけれど急降下の冬日も…
でも目を凝らすと小さな煌びやかな素敵な秋が
其処彼処に息づいている…


生まれ来て歩む道のり出会う人深き命の不思議を思う
                    (誕生日に)
11月が誕生日
年を重ねると自分が思う、自分が感じる自分の実態と
実年齢が合わなくなって来るというかギャップが大きくなる
他の人はどうなのかはわからない
多かれ少なかれそれぞれみんなあるようにも思うけれど…
しかしここまで来て「わかる」こともたくさんある
お陰様の有難さもしみじみ…
「生きる」「生きていく」ということの
深みと重みと不思議を思う




      
                 
                
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