アートの周辺 around the art

美術館、展覧会、作品、アーティスト… 私のアンテナに
引っかかるアートにまつわるもろもろを記してまいります。

『ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち』

2010-06-13 | 美術館
このところ忙しくて、なかなかマイ・ミュージアムである滋賀県立近代美術館に行けなかったのですが、久しぶりに訪れました。

現在、タイトルの展覧会開催中。名前の知られた作家ではないのですが、色彩の美しさ、線描の超絶技巧!!(めちゃくちゃ細かい)が生み出す独特の世界に、口コミなのか?けっこう来館者数があるようです。若い女性連れの姿も多く見られました。
チェコアニメの上映や、絵本の読み聞かせなど、イベントも充実しているので、子供も多かったです。ただしどちらかというと、親が夢中、子供退屈…の傾向あり。アニメにしてもすごく大人っぽい内容なのだもの。

さて、美術館に早めについたので、久しぶりに美術館のまわりを散歩しました。
もうすっかり夏の日差し。木々の濃い緑の色が光を反射し目に眩しい。
彫刻の路を歩いて行くと、以前紹介した『夏至の日のランドマーク』、そういえばもうすぐ夏至、しかも見た時刻はほぼ12時、彫刻の影はまだありましたが、ほんの少しすごく短かったです。夏至の日には、完全になくなるのね。

そして、こちらは植松奎二の『置・傾/トライアングル』という作品。



美術館の中にあれば、決して近寄れない作品ですが、ここでは中に入って石をペチペチ叩いてみたりして。風雨にさらされた作品は、より自然と一体化しているようで、そんな作品と触れ合うことのできる楽しさがあります。

『ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち』は6月27日まで。

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