3日目、予定通り6時前に起床しました。いよいよソウルを走ります。
ルートはまずホテルから北に向かい、李明博(イミョンバク)大統領がソウル市長時代に30年ぶりに道路を昔の川に戻したという清渓川(チョンゲチョン)の遊歩道を東に向かい、東大門へ行きます。帰りは南下し東大門歴史公園(トンデムンヨクサムンファゴンウォン)駅のある乙支路(ウルチロ)を西に走ってホテルに戻るというかなり横長の長方形のコース(たぶん6キロぐらい)を時計回りに周回するわけです。
ではロッテホテルをスタートです。
ここには横断歩道がないので地下街を抜けて反対側に出ました。走るとすぐに清渓川に行き当たります。
清渓川は京都の堀川(ここも復元されました)をさらに自然に近づけたものといえばいいでしょう。大都会のど真ん中にこんな川を作ったということは驚きとともに素晴らしいことです。
(1日目にもこの川にやって来ました)
この川は両側に遊歩道があります。私は北側を走ることにしました。こちらの方が人通りが多く、道幅が広いです。
この道を歩く人にはたくさん出会うのですが、ホテルに帰りつくまで、走っている人には会いませんでした。なんでかなあ。「ソウルの人は走らない!」ってことはないよなあ。
ゆっくり写真を撮りながら走って25分ぐらいで東大門に到着です。実は、ここが東大門かどうか分からなくて確認するのに手間取りました。聞けばいいようなものですが韓国語が分からないからどうしようもありません。韓国は隣国なんですが、漢字ではなくハングルで表記されているので、この点困ります。
(向こうに見えるのが東大門です)
帰りは乙支路を走ります。でも、なんだか走りにくい。舗道が波打っている感じなのです。表面が削れているわけではないので、基礎が凸凹しているのかなあ。こんなところのインフラの整備を後回しにしているのかもしれません。
間違いなく戻っている自信があるので、走っていても不安はありません。キョロキョロ辺りを見回しながらのジョギングです。
(市場がありました)
(地下鉄の入口です)
するとMyeongdongの標識が見えました。
左を見ると坂道です。突然、前回ソウルに来た記憶が蘇りました。坂の上に明洞聖堂(ミョンドンソンダン)があったはずや。行ってみることにしました。
坂を登った先に天に向かってそびえる塔が見えます。ここは韓国のカトリック信徒にとっての大本山(というのもおかしいかな?)みたいなところです。なつかしいなあ。あの時は中まで入ったなあ。
この後は、人気のない明洞を抜けて帰りました。
途中韓流スターかどうかわかりませんが、写真撮影をしていたので許可なく撮影です。
こうして、7時10分ぐらいに部屋に戻ってきました。やっぱり自らの足で見て回ると街がよくわかります。ソウルの街は大きいですが、私たち観光客が動く地域はそんなに大きいことはないんですね。
ということで、その狭い地域をうろうろするのですが、それはその4で‥。まだまだ続きます。