エクササイズの後、今日はエンプレスのメイクの復習がありました。
ショーが休演になる少し前から、早変わりの関係でメイクを簡素化するために、スピア・ウーマンのメイクに白塗りをする形になっていましたが、メイク担当のケルシーも私も記憶が曖昧になっていました。
ショー中にすぐに洗い流せるバージョンで、この手順のファイルもまだなかったので、今日、ファイル用の写真を撮りながら進めました。
出番の関係上、仕方がないのですが、個人的には、本来のエンプレスのメイクが好きだなとついつい思ってしまいます。
更に、マスクをすると、普通にスピア・ウーマンに見えてしまいました。
来週のスケジュールを見ると、エアバッグ・トレーニングの文字・・・、私の最も苦手なトレーニングです。
12年前、最初にシアター内であったこのトレーニングの記憶が蘇りました。
どうしても飛べず、コーチにカウント・ダウンしてもらっても飛べず、ひたすら待ってくださっているコーチやテクニシャンに申し訳ないという気持ちで決心して飛び、終わった瞬間、涙がポロポロ出てしまったあの日のことは、今でも鮮明に覚えています。
来週のことを考えるとすでに憂鬱になってしまいました。
出勤するため家を出てすぐ、車のタイヤに違和感があり、確認すると、後ろのタイヤがパンクしていました。
いつも良くしてくださるご夫婦に電話が繋がり、状況を話すと、出先からわざわざ来てくださいました。
カンパニーにも遅れるとすぐに連絡を入れましたが、ご主人が私の車をスペア・タイヤに付け替えてくださっている間に、奥様が私をMGMまで送ってくださり、トレーニング開始時間にギリギリ間に合いました。
今日はバトンの練習の日で本番用のフルートを使って一通りの動きができたのは18カ月ぶりでした。
これから、バトン以外のアクトのトレーニングが入ってくると、自分にどれだけの余裕があるのかわからないので、できるだけ今日のうちに、いつでもできる状態に近づけられるよう動きました。
練習の後は、ダイアナのメイクの復習がありました。
スピア・ウーマンの時と同様、しばらくメイクの写真のファイルを眺め、念のため、手順を確認しながら色を乗せて行きました。
久しぶりの割には時間がかからず、ダイアナの顔が出来上がりましたが、マスクをすると、何の役かあまり分からなくなってしまいそうです。
私のトレーニングの間に、ご夫婦がタイヤの修理にも行ってくださり、お二人でMGMに迎えにまで来てくださいました。
車に乗ると、聞き慣れた鼻息・・・、サプライズでミュウをバッグに入れて連れて来てくださっていました。
たまたまお二人とも仕事がお休みだったこともあり、何から何まで助けてもらってしまいました。
出勤前にはアパートのメンテナンスも来て、バタバタの一日でしたが、お二人のお陰でどうにか乗り切ることができました。
いつも本当に良くしてくださるお二人には感謝しかありません。
出勤すると、シアターでテクニシャンのミーティングが行われていました。
ミーティングが終わった大勢のテクニシャンとバックステージですれ違い、以前からいたテクニシャンの顔がたくさん見え、挨拶をしました。
どれだけの人が戻ってくるのか気になっていましたが、少しホッとしました。
今日のタピルージュは客席の前のセクションで行われました。
以前『KA』にいて他のショーに行ったアーティストなど、何人かが戻ってきました。
毎日のように嬉しい再会が続きます。
先日フィットネスの再テストをしたいと新しいコーチに言われた際、いつも色々ときいてもらうジェイミーに話していたので、先週の再テストを通過したことを伝えました。
友達という感覚で彼女に話していましたが、良く考えると彼女はアーティスト・コーチという立場でもあり、新しいコーチともテスト内容など、相談してくれたようです。
色々なことを理解してもらえる友達がいることは本当に有難いです。
昨日、お友達のあいちゃんとアウトレットに遊びに行きました。
久しぶりのアウトレットで、とても新鮮でした。
ひたすらお店をうろうろ、夕食をどこかでという予定でしたが、閉店ぎりぎりまでお店を見て回り、まだ開いていたアウトレット内のファストフードのお店に閉店前に入り、最後のお客さんになってしまいました。
パーキングの車もほとんどなくなっていました。
昨日あいちゃんを送り、家に帰る車の中で、ゆっくり見る時間がなかったお店があったので、近いうちにもう一度一人ででも行こうかと考えていると、帰宅後、あいちゃんからもう一度見たいものがあると連絡があり、相談の結果、今日もう一度行くことにしました。
前日に散々見て回っていたので、今日は少し余裕があり、昨日は食べ物以外すっかり忘れていた写真撮影もしました。
少し暑さが和らぎ、気持ち良く外を歩くことができる秋晴れの中、リフレッシュにもなり、大満足な休日になりました。
ミュウもポカポカと気持ちよかったのか、帰りの車の中ではあいちゃんの膝の上で完全にリラックスモードで寝ていました。