ボートのトレーニングに入りました。
久しぶりにマストに登ろうとすると、マストに少し粉がついていたことと、新しいシューズを初めて履いたこともあり、するする滑り落ちてしまい、少しボートをお休みしている間に登れなくなったのかと焦ってしまいました。
キャプテンのジェイソン・Hがするする滑り落ちる私を受けてくれ、マストを手できれいに拭いてくれました。
気を取り直して、もう一度登ってみると無事に登ることができ、他のアーティストなら当然のことですが、私が登るとみんな拍手をしてくれました。
アーティスティック・ディレクターは、ショーの中での物語性を大切にし、シーンでの動きの意味、シーンを通してアクトだけに集中せずに演じるようになど、私達にアドバイスしてくださいました。
彼女のショーの改善の視点は、私はとても良い方向性だと思い、彼女の言葉を一生懸命聞きました。
どうしても機械的に動きのパターンとして動いてしまいがちな部分に目を向け、全員が少しずつでも意識していくことで、ただのアクトの羅列ではない物語としてのショーに磨きがかかるのではと思います。
トレーニングの後は、頼まれていたチケットを買いにボックス・オフィスに行きました。
大人数で、たくさんのショーを観るということで、間違えないよう確認しながら席を選び、支払いまで順調に・・・、と思っていると、それぞれのショーの支払いのためにクレジットカードを切っていく途中で、カードが使えなくなってしまいました。
あまりの額に、セキュリティのロックがかかったようでしたが、来週明けに必要なチケットで、今しか時間が取れないので、ボックス・オフィスの方にそのまま待ってもらい、その場で日本のカード会社に電話しました。
国際電話でなかなか繋がらない上、録音メッセージの話し方が遅く、ボタンを選ぶにも時間がかかり、イライラ・・・、更にようやく繋がったかと思うと、住所確認の際に部屋番号がわからずクイズのように・・・、どうにか解除してもらいすべてのチケットを購入することができましたが、1時間もかかってしまいました。
会社の20分のマッサージを入れていましたが、最後の5分だけ受けることができました。
今日はトレーニングの後、時間があるはずでしたが、余裕がなくなった分メイクも大急ぎで済ませ、あっという間にショーの時間になってしまいました。