ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

また装置の問題

2011-12-01 | 日記
 気がつけば12月・・・1年が終わりに近づいています。
 今日は風も強く、気温も下がり、季節も一機に冬になりました。
 バトンの先生方や母の滞在中、お天気も良く、暖かい日が続き、本当に良かったです。

 ショーの前に、一番大きく、縦・横・斜めにと回るクリフデッキに問題があり、動く速度が遅くなることを聞きました。
 それにより、ビーチのシーンからの場面転換で、砂として利用しているコルクがなかなか落ちず、影絵のシーンで私が走り出ている間に、ようやく落ち、タイミングがずれたことで、コルクはパスレイルの上に山のように溜まり、パスレイルから客席側に飛び降りた私の上にも降りかかってきました。
 キャプティビティのシーンでリフト5に乗ると、ここにもたくさんのコルクが落ちていて、足元に気をつけながらバトンの演技をしました。

 静かな音楽での演技中、ステージの裏での、無線でのテクニシャンへの指示の声があまりにも大きく、ステージに立つ私の耳にも入ってきたので、観客席にも聞こえてしまっただろうと、少し気になりながら演技をしました。
 演技が終わり、いつもの通り道から戻ろうとすると、ステージ・マネージメントに呼び止められ、森のシーンのデュエット、ウィール・オブ・デスがカットになるから、すぐに次のシーンのスタンバイをするように言われました。
 突然言われ、混乱し、次のシーンはエピローグかと、訳が分からないまま階段を駆け上がり、みんなの様子を見て、スレイブ・ケイジがあることがわかりました。
 同じキャプティビティで、後ろで演技をし、その後その状況を聞いたスペンサーも気楽にみんなの所に戻り、バトルフィールドがすぐに始まることを聞き、大慌て・・・バックステージは今日もバタバタとしていました。
 今日もたくさんのシーンがカットされてしまい、残念なショーになってしまいました。

 2回目のショーは、10分遅延して開始され、カットされたシーンは復活すると“思う”というアナウンスが流れ、確信がないままショーがスタートしました。
 クリフデッキのスピードは変わらないままでしたが、無事にどちらのシーンも行うことができました。
 クリフデッキのスピードが遅いことでシーンの繋ぎが間延びし、またバードのアクトはなくなったままでしたが、1回目のショーよりも断然良くなりました。
 ここ最近、装置の問題が続いてしまっています。

 そのショーに、川崎麻世さん・カイヤさんご夫妻と息子さんがお越しになっていました。
 ショーが終わり、お会いすると、穏やかに“まだ興奮しています。”とおっしゃっておられました。
 お楽しみ頂くことができて良かったです。
コメント
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