歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

アンサンブル・アチェントゥス『カベソン作品集』

2006年08月10日 | CD 中世・ルネサンス
Antonio de Cabezón
Tientos y Glosados
Ensemble Accentus
Thomas Wimmer
8.554836

1997年録音。55分27秒。NAXOS。カベソンを器楽合奏で演奏しています。さらに弟のジョアン・デ・カベソン、息子のエルナンド・デ・カベソンの作品を一曲づつ含む。楽器は、リコーダー、ビオール、ハープ、チェンバロ、オルガンにパーカッション。メンバー表はありませんが、ごく内輪な人数で、上記の楽器をとっかえひっかえ操っているもよう。作品の性格もあって地味な印象ですが、スペイン古楽の味わい深さを手堅く表現している。

「ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシアス」「騎士の歌によるディフェレンシアス」など有名どころの曲が入っているし、演奏もいいので、1枚でカベソンを知ろうという人にはうってつけです。安いしね。

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