歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

物書堂さん江

2010年05月25日 | MacとPC
インストールはしていたのにこれまでほとんど触ったことがなかったMac用のPagesを、週末、すこしいぢってみました。iPad用のPagesのビデオガイドを見たことがきっかけだったんですが、たしかにこれはいいソフトですねー。英語圏の人たちだったら、これだけ気が利いてるソフトがあれば通常の文書作成にはほぼ不自由しないんぢゃないかしらん。開いたウインドウの左側にページサムネイルが表示されるのが思いのほか便利。自由度はそれほど高くないかもしれないけど、デフォルトでこれだけ考えてあったらじゅうぶん使えると思いますよ。とくに、egword universal 2にはない、テキストボックスの連結機能を備えているのがうらやましいなあ。ただ日本語環境ってことを考えると、たとえばテキストに引けるアンダーラインがふつうの一本線だけで、点線も波線もなかったりするんで、そういう細部はちょっとどうかなとは思いますけどね。

egword universal 2のユーザーとして、物書堂のエディタにはもちろん期待するところ大なのですが、物書堂さんには、このPagesの使い勝手のよさを大いに参考にしてもらいたい。テキストボックスの連結機能や、脚注/巻末注はPagesなみにお願いします。(ああ、まあ、テキストボックスとかいうとそこでもうエディタを超えたソフトの話にはなりますけどね。)それから、任意の英字の縦中横、これもぜひともお願い。いっぽう、厳密な原稿用紙モードというのはわたしはいらないです。ただ字数制限のある原稿が打てるように、一行何字、という設定ができればそれでいい。いまのegword universal 2のレイアウトグリッドというのが重宝なので、あれを引きついでくださいな。

それにしても、Mac用のエディタを出しますと言って物書堂という会社を立ち上げた廣瀬さんは、そのエディタなりワープロなりをいつごろ出すのかそろそろ表明すべきだと思う。ツイッターぢゃあいろいろつぶやいてるのかもしれないけど、物書堂の公式サイトには、会社設立からもうずいぶんになるのに、エディタに関していまだに何のコメントもない。これでは不誠実のそしりを免れることはできなかろう。まあ、現行のSnowLeopardでegword universal 2は問題なく動いているわけだから、エディタは次期OSが出てから出します、でもいいとわたしは思うんですよ。でも、こう待たされると、もうMac用エディタなんか出す気はないんぢゃないかと疑心暗鬼になっているegwordユーザーも少なからずいるはずだ。安心させてもらいたい。

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2 コメント

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同意 (衡山)
2011-04-25 01:59:50
まあほんとにそうですね。
出すって言わなきゃ期待もしないわけで。
口にしたからには、説明責任はありますわね。
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Re:同意 (久保田要)
2011-04-26 22:19:30
衡山さん、はじめまして。

物書堂のエディタ、開発は続行してるようですけどね。でも、これまでのいきさつを考えると、Lionに合わせて出してくれるのかどうかも分かりませんからね。期待しすぎないようにして待つことにします。
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