荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

池之端の井戸と柘榴

2022年10月22日 | 散文

すっかり陽が低くなった池之端の路地です。もうバスケットゴールの影を色濃く落とす夏の陽射しはありません。ここの主人と約束しました。

 

柘榴が割れたら、取って食べて良いと。

 

割れていません。おかしいなあ?あの人は、9月末には割れると言っていました。西洋柘榴じゃないから酸っぱくて美味しいよ、とも言っていました。

 

裏側を覗いたら、割れています! 柘榴って、陽の当たらない側が割れるのですか?柘榴の生態に疎いです。・・・取って良いと言ってたけど、そうは言ってもなあ。あの人現れないかなあ?家の中からは、尺八の音が聞こえるだけです。あの人の息子さんが教えているのだと思います。

 

現れないので井戸へ行きます。狭い路地の半分だけ陽が射しています。

 

初めて見る光景です。面白そうです。

 

路地の上の空は、青く明るい秋の空です。

 

半分日が射す井戸を観賞します。

 

 

反対側に廻ります。

 

好いです。

 

 

来た方向に戻ります。

・・・あの人が現れないので帰ります。


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2 コメント

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Unknown (りんこ。copelonmaru)
2022-10-22 12:29:02
こんにちは。

ざくろ、昔じっかにありましたが、どんな風に割れていたか、覚えていません。
酸味が好きでした。
りんこ。copelonmaruさん (荒川三歩)
2022-10-22 19:31:37
初めてコメントを頂戴します。
柘榴は昔から近所の誰かが栽培していましたよね。でも私には馴染みの無い果実です。
・・・買ってまで食べようとは思いませんが、久し振りに食べてみたいのです。

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