荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

桜井石風呂再訪

2024年06月13日 | 散文

今年もやって来ました。初夏の木漏れ日が射す切通しの入り口です。

すぐに目的地です。

由緒下記はとても読み辛いです。石風呂とは、現在のサウナ風呂であること、古くは京の公家も訪れたこと等が記されています。

切通しの山の上には展望所が在ります。何にも変わらない景色です。

でも、もう数年前に閉鎖されたままです。この景色も変わりません。

すぐそこが海です。サウナで火照った体を冷ます海です。言わば石風呂の「プライベートビーチ」です。

白砂青松のビーチです。瀬戸内海国立公園の海です。

この海を見る為に造られた展望所です。今年はもう上がりません。だって、何にも変わらない景色だもの。

ここは保養所でした。長期療養の人も居ました。

農閑期の骨休めの場でもありました。

その施設が朽ちて残っています。

海に出ます。

企業の施設も在りました。

石風呂を振り返ります。

今は昔の風景です。

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相続土地国庫帰属制度

2024年06月13日 | 散文

アンパンマン列車が走ります。

線路脇の耕作放棄地です。帰省したら1番にやって来る場所です。

耕作はしなくても、隣近所の迷惑にならないよう草刈をしています。今回の帰省前に、シルバーさんに頼んで草刈りを終えています。

1年前、この土地を「相続土地国庫帰属」として申請していました。昨年4月に施行された法律です。境界を明らかにして、国に10年分の管理費用相当額を支払って、国に差し上げる?(お返しする?)制度です。

その費用は20万円と想定されています。お金を添えて国に帰属させることは、ご先祖様が「子孫の為に寸土でも残してやりたい」と遺してくれたことを思うと複雑な思いですが、この土地は何処にも出入りする道が在りません。周囲の土地のあぜ道または、田圃を通って出入りするしかありません。機械を入れる事もできません。隣の田圃が田植えをする前に田植えして、隣が稲刈りした後に稲刈りをする田圃でした。

そんなわけで昨年の帰省時に申請したものが、先日「提出書類に不備がある」との指摘を受けてやって来た次第です。「今頃言う?もう1年前の話だよ?」との思いはありますが、泣く子とお国には勝てません。境界を再度確定させに来ました。

今度こそ完了させたいです。

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