本日発売の鉄道雑誌で、東急池上線・多摩川線用に投入された1500系1000系1500番代が紹介されています。1500系1000系1500番代は、東京メトロ日比谷線との直通中止で余剰になった1000系を改造した車両です。
この記事で掲載された写真に、衝撃的なものが写っていました。それは、運転台の列車無線受話器が、小田急で現在取り付けが進められているデジタル列車無線用受話器と同型だったのです。
ここで注目なのは、1500系1000系1500番代に装備されたということ。1500系1000系1500番代は池上線・多摩川線でのみ営業運転されるため、他路線への直通がありません。
もし東横線や田園都市線、目黒線の車両の無線機を置き換えるとなると、直通先の各社にまで影響が及びます。特に、東横線は東京メトロ副都心線を介した相互直通運転開始が1年ほど前と日が浅く、直通運転のために交換された無線機の償却はまだまだ先の話です。となれば、デジタル化のために再び無線機を交換するのは無駄な投資となってしまうでしょう。
一方、池上線・多摩川線の車両はこの2路線内だけで完結するので、他社との調整の必要はありません。その気になれば、短期間のうちに無線機の交換だって行うことも可能です。
もしかしたら、池上線・多摩川線が真っ先にデジタル化するのかもしれません。5月15日に発表された2014年度の鉄軌道設備投資計画には明記されていませんが、近い将来何らかの動きがありそうです。
今後の動静に目が離せません。
この記事で掲載された写真に、衝撃的なものが写っていました。それは、運転台の列車無線受話器が、小田急で現在取り付けが進められているデジタル列車無線用受話器と同型だったのです。
ここで注目なのは、
もし東横線や田園都市線、目黒線の車両の無線機を置き換えるとなると、直通先の各社にまで影響が及びます。特に、東横線は東京メトロ副都心線を介した相互直通運転開始が1年ほど前と日が浅く、直通運転のために交換された無線機の償却はまだまだ先の話です。となれば、デジタル化のために再び無線機を交換するのは無駄な投資となってしまうでしょう。
一方、池上線・多摩川線の車両はこの2路線内だけで完結するので、他社との調整の必要はありません。その気になれば、短期間のうちに無線機の交換だって行うことも可能です。
もしかしたら、池上線・多摩川線が真っ先にデジタル化するのかもしれません。5月15日に発表された2014年度の鉄軌道設備投資計画には明記されていませんが、近い将来何らかの動きがありそうです。
今後の動静に目が離せません。
確かに、他線への乗り入れが無いのでしたら、そこだけ先にデジタル化しても構わないのでしょう。
検査等で他線に入る時は、アナログに切り替えれば良いのですから。
ただ、やはり東横線等他社の車両が乗り入れる様な路線ならば、一通りの車両(自社・他社共に)が無線機を取り替えられなければ、デジタル化は難しいですね。
もしかしたら、東急では東横線のデジタル化が一番最後になるのではないでしょうか?
私の勝手な想像になりますが。
今回はSDR無線機が搭載たれたことから、とりあえず準備だけはしておいて、ころ合いを見計らってデジタル無線用のソフトを入れるのかもしれません。
東横線は、現在の方式となって20年が経過していますので、そろそろ機器更新を検討している可能性があります。
東横線の副都心線乗り入れ関係で、車両と構造物を最優先に投資して、あとあと無線に手を付けるのではないでしょうか?
田園都市線の8500系も、当初の予定ならもっと5000系に置き換えられているはずなのに、計画が狂ってしまっていますが‥‥。
そうしますと、東京メトロ8000系と同じ年代の車両ですから30年以上は走っているのですね。
地下鉄乗り入れ車両で初めてのT型ワンハンドルマスコンでした。
あの車両が押上を越えて東武に乗り入れる様になり、東武線内で最初見掛けた時は驚いてしまいました。
それまでの日比谷線で乗り入れていた東急の車両は、北千住で折り返して東武線内には入りませんでしたからね。
東急田園都市線~地下鉄半蔵門線~東武伊勢崎線と乗り入れが三社に渡って走るとなりますと、やはりデジタル化は後々になりそうな雰囲気です。
もう20年ほど前になりますか。
大手私鉄が無変調の空間波から今のMSK方式になりましたね。
確かあの時も小田急→東急→(逆?)のような順番だったような気がします。
多機能であるがゆえ、アプリケーションによるデジタル化はJR東日本同様、容易にできるハズです。
先日の情報にもあったように、対応周波数が広範囲を使用できるようになっている事などからもこれらが裏付けられているのではないでしょうか。
ついに私鉄にもデジタル時代が本格的に到来する兆しが出てきましたね。
以前、お話しましたハムクラブが製作致しました空線信号キャンセラーは、「JR」「OER」とスイッチの切り替えが有りましたので、やはり小田急が最初であると思います
NECも、JRの三菱同様無線機の製作は一社独占なので巨額の取引となるでしょう。
これは、やはりデジタルの暗号化に特許権が絡んでいるからでしょうね。
同じデジタル列車無線でも、日立国際のシステムとはプログラムが全く違うでしょうから、小田急や東急以外の私鉄も否応なしにNECの無線機を導入するのでしょう。
もしかしたら、NECはアナログ無線機の製造を終了したのかもしれませんね。
絶賛売出し中のSDRにしておけば、今後のデジタル化も簡単ですよ‥‥というNECの思惑がありそうです。
お二方、こんにちは。
東急のデジタル情報は今初めて聞きました。
近いうちにチェックしてみます。
やはり小田急から始まったんですね。
じゃあ順番的に老朽化を迎えて新システムを推奨されているであろう小田急にならんで東急も近いうちにデジタルになるんでしょうね。
やはりNECが一社独占状態で大手私鉄はいくんでしょうか。
いや、でもですよ?
都営やメトロでは一部違うメーカーから納入されてますよね?
これだと直通運転する東急目黒線や京王がこの先デジタルになって、特許が邪魔してダメなんて事になりませんか?
はたまた特許を持つメーカーに打診していちいちコーデックの使用許可を取るのか…。
いずれにせよ、我々には直接関係ない話ではありますがめんどくさいですよね。
このあたりもどうなっているのか、少し気になるところです。
失礼しました。
確かに、他社が参入しますとそういった問題が出て参りますね。
JRは、他社に乗り入れると言ってもほんの僅かですし、システムはおろか周波数が全く違う為、問題は無かったのでしょうが、私鉄の無線となりますと話は別ですよね。
大手私鉄がデジタル化されますと、ますます聞ける鉄道無線が限られてしまいますね。
入換無線か駅員連絡無線、それにワイヤレスマイク位になってしまいます。
やはり、私の住んでいる地域は恵まれているのですね。
とはいえ、地下鉄の無線はもうデジタル化されて聞けませんが。
小田急→東急と来て、次は何処になるでしょうか?
案外、京急という可能性も高そうですね。
でも、京急はレールのゲージが違いますからNECにしなければならないというしがらみは有りません。
もし、京急がVHFデジタル化されますと乗り入れ先の鉄道会社はどうなってしまうのでしょうか?
都営、京成、北総等も無線のシステムを揃えなくてはなりません。
ましてや、以前のお話に有りました空港線に先にデジタルが導入されますと、ますます乗り入れ車両は問題が生じます。
この先、目が離せないですね。
そうですね。
まずはかなり工事が進んでいる相鉄がまずデジタルになり、予想が当たっていればその後ぐらいではないかと。
ちなみにこの間、京急に乗る機会がありまして横浜~金沢文庫までのすべての随道にだけLCXの取り付けを確認しました(戸部~黄金町間のみ上下線とも。それ以外は下り線側のみ敷設。ちなみに末端部はすべての箇所ともキャップがされてまだ結線されていない)。
LCXの敷設がトンネルだけというのが何とも怪しい(携帯の通話エリア改善にも取れなくない)ですが、時間のある時にでも全線に調査の手を広げられたらと思います。
確かに泉岳寺~空港線のみデジタルにして、あとから本線に着手するという方法もあるかもしれませんね。