無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

『周波数帳2011-2012』付録のCD-ROM

2010-12-31 22:15:05 | 書籍
 3年ぶりの出版となった三才ブックスの『周波数帳2011-2012』。今回は、初めての試みとして周波数データを収めたCD-ROMが付録として封入されています。

 このCD-ROMは、Windows XPでの動作保証がなされているようです。しかし、手元にあるWindowa 7のマシンでも、周波数検索で必要なファイルをHDDにコピーすると正常に動作しました。
 ただし、CD-ROMを投入させたときに起動するプログラムについては試していません。手元にあるWindows 7マシンにはCD/DVDドライブがないため、CD-ROMの全内容をUSBメモリーにコピーすれば検証可能でしょう。
 なお、検証はあくまで「自己責任」で。結果がどうであろうと、本ブログはいかなる責を負いませんのでご了承ください。

 さて、CD-ROMの周波数データはテキストデータではありません。テキストデータであれば、表計算ソフトなどで自由に加工して使うことができるのです。残念なことに、いまいち不便な検索ソフトのおかげで、使い勝手が悪くなっている感は否めません。
 ところが、某掲示板にCD-ROMから周波数データをテキストとしてぶち抜く方法が掲載されました。それによると、CD-ROMにあるファイルを解析ツールで読み込むと、テキストデータが抽出されるというものです。
 早速、私も試してみました。確かに、解析ツールをちょこちょこっといじるだけで、お目当ての周波数データの抽出に成功。中身は、ユニコード形式のCSVファイルです。ただ、拡張子はCSVではないので、探すのにちょっと苦労するかもしれません。
 また、ファイルは30MHz未満、30~10000MHz、10GHz以上の3つに分かれています。ファイル名が連番になっているので、比較的わかりやすいでしょう。

 なお、CD-ROMの解析はライセンス条項に引っかかる恐れがあるため、掲示板のリンクや具体的なツール名は控えさせていただきます。興味のある人は検索してみてください。

東京ペディション2010

2010-12-24 13:11:29 | その他
 昨日12月23日は、『ラジオライフ』の「東京ペディション2010」が行われました。私も、参加してきましたのでご報告させていただきます。

 今回は、会場を「聖地」秋葉原に移して開催。中央通り沿いの住友不動産秋葉原ビル内にあるイベントスペース「ベルサール秋葉原」で行われました。
 10:30には『ラジオライフ』2011年1月号を持参した人だけが入場できましたが、私が秋葉原に着いたのはちょうど11:00。これでは1月号を持参したのに意味がありませんでした。
 中に入ると、熱気で大盛り上がりの様相に。どのブースも黒山の人だかりになっていました。
 一方、ステージでは危ない?実験やラジオライフ30周年の歴史をひもといたトークショーなど、おもしろいネタが続出。オークションやじゃんけん大会も含め、結局閉場の16:00までいてしまいました。ステージにしろブースにしろ、まさに1日いても飽きないのです。

 来年のペディションは、東京だけで行われるようです。地方ペディがなくなった今、来年は東京ペディが唯一のイベントとなるようなので、何としても都合をつけたいところですね。

AR5001Dはまだ?

2010-12-17 17:49:35 | 受信機・アンテナ
 今年のハムフェアで、その姿を現したエーオーアールの広帯域受信機AR5001D。民生用の受信機の最高峰として君臨したAR5000の後継として、注目が集まっています。
 詳細なスペックなどは、現在発売中の『ラジオライフ』2011年1月号で詳しく触れられているので省略します。ただ、この記事にあった「12月上旬発売予定」が、どうも延びているようです。

 先日も秋葉原を散策しましたが、まだ実機を置いている店はありませんでした。また、エーオーアールのホームページにも記述はありません。
 来週12月23日に行われるラジオライフの東京ペディションでエーオーアールが出展するようなので、ここでの実機は間違いなく展示されることでしょう。来場者から、いつ店頭に並ぶのか質問が殺到しそうです。