前回お伝えした読売新聞の誤訳ですが、朝日新聞でも3月17日付で同じような誤訳で記事を掲載していました。
やはり、朝日新聞内部でも原文の「Alright, good night」を直訳してしまいました。この記事そのものは配信会社からの提供ではありませんが、配信会社で「お休み」と訳してしまっているのかもしれません。
誤訳のおかげで、読者の受け止め方が変わってしまう可能性もあります。そうなってしまうと、真相を知りたい読者に間違った情報を与えかねません。適切な翻訳に努めてほしいものです。
操縦士自ら通信装置切る? マレーシア機、着陸の可能性会員登録すれば以降の記事も読めますが、登録していないとここで記事が終了します。
8日未明に消息を絶ったマレーシア航空機の通信装置の一部が、管制とパイロットとの最後の交信よりも前に切られていたことが16日わかった。交信でパイロットは異変が起きたことを管制に伝えておらず、マレーシア政府は、通信装置を故意に切った人物がパイロット本人だった可能性もあるとみて調べている。
16日記者会見した同国のヒシャムディン国防相兼運輸相代理によると、この通信装置は飛行中の機体の状態を航空会社に伝えるもので、管制がパイロットと最後に交信するより前の午前1時7分に切られていた。
無線による交信では、空域がマレーシアからベトナムへと変わることを管制が伝えたところ、パイロットからは「了解。お休み」との返答があった。この際、機器に異常が起きたという話はなかったという。
(後略)
やはり、朝日新聞内部でも原文の「Alright, good night」を直訳してしまいました。この記事そのものは配信会社からの提供ではありませんが、配信会社で「お休み」と訳してしまっているのかもしれません。
誤訳のおかげで、読者の受け止め方が変わってしまう可能性もあります。そうなってしまうと、真相を知りたい読者に間違った情報を与えかねません。適切な翻訳に努めてほしいものです。