JRがデジタル化して以降、腑抜けのようになってしまった人も多いでしょう。もちろん、私もですが(笑)。でも、ようやく立ち直ってきました。
さて、購入して約3か月がたつ
アルインコの
DJ-X11。気になったことをまとめてみたいと思います。
まず、バッテリーの持ち。メーカーでは「使うな」とされている
エネループを、あえて忠告を無視して単3乾電池ケースに入れて使っていました。3段階あるインジケーターのうち、フル充電から1段階落ちたところで電源を落とし、1週間ぐらい放置すると起動しなくなります。
ファームウェアがVer. 1.10になって電源周りが改善されましたが、やはりエネループをはじめとするニッケル水素電池ではちょっと厳しそうです。ニッケル水素電池を骨までしゃぶろうとするなら、外部電源端子に電池を4~6本直列につなぐアダプターで接続させたほうがいいかもしれません。携帯性が犠牲になってしまいますが、あくまで未検証ですのでご注意ください。
次に、ディスプレイです。メインバンドでメモリーを呼び出し、サブバンドで周波数をマイナスシフトする設定にしておくと、メインバンドのメモリーバンクにアンダーラインが引かれているように見えてしまいます。
出先でこの現象に遭遇して、「何だこのアンダーラインは?」と思ってしまいました。でも、よくよく考えてみると、サブバンドのマイナスシフトを意味していたのです。ファームウェアVer. 1.20でサブバンドの周波数シフトを示す位置が変更になっていますが、まあこれは致し方ないのかなと思っています。
ディスプレイでもう1つ。私は受信機を鞄に入れて持ち歩いているのですが、ディスプレイが鞄の内側の布とこすれてしまい、傷かついてしまいました。
実はこの現象、
DJ-X8でも起こっていたのです。どうも、アルインコの受信機のディスプレイと布の素材の相性がよくないのかもしれません。
そこで、DJ-X11のディスプレイに100円ショップで売っている携帯電話用画面保護シートを貼ってみました。シートは自分で大きさをカットするタイプですが、これがすこぶるいい感じです。
もし仮にシートがはがれても、同じ大きさに切り出して貼りなおせば済むだけのこと。見てくれは悪いものの、これ以上ディスプレイに傷かつかないことを考えればいいのではないでしょうか。
余談ですが、ボディの中央にあるブーメラン型のエンブレムも、鞄の中でこすれて銀色がはげ始めています。こうなったら、純正ケースに入れたほうがよさそうですね。
今回は、とりあえず以上です。今後も、DJ-X11の使用感などをお送りしていきたいと思います。