自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

『This is ground control to major David』◇

2016-01-13 03:59:17 | 私には分からないことばかりです







もし

街頭でインタビューを受けたら


マイクを向けられたら


答えるより

この歌声が出る

『デヴィッド大佐、聴こえますか?』

 This is ground control to major Tom


原文の
トム大佐に替えて

(あ、少佐だそうです)




今夜
そう語り掛けたい



印象的な
メロディと歌詞だった





あれが

ボウイの最初のメジャーヒットだったのか

ちっともそんな気はしなかったが
あの時



あー

ミュージックライフ誌を
読んでいたからかな

すでに多少
なじみの顔だった



何十年たったが

なんでか

これらの歌詞を
覚えている

『This is major Tom to ground control, I’m stepping through the door』


初めて
聞いたとき

ああ行っちゃった

と思ったっけ

もう帰らない
設定だろうな





『Tell my wife I love her very much, she knows』

『彼女に愛してると伝えて下さい。』


 ああホラ
 行っちゃった

 と思ったものです



Ground control to major Tom, your circuits dead, there’s something wrong



Can you hear me, major Tom?

Can you hear me, major Tom?

この呼びかけの

繰り返しがねえ





あれから長い



いつか私も
おじいさん



今日になってウキペデ調べすれば

デヴィッド・ボウイ

長く
精力的に活動し

また病気で
手ひどいダメージを受け

創作意欲をなくし
引退状態であり

しかし
このたび新作を発表したばかりと



お別れの
作品

メッセージと云う
事だそうです



発表と
同時か



充分か
早いか

分からぬ年令



知らない

私と何年別れの日が違う?





思い出す

Fー1ドライバーの

ゲナー・ニルソン



先輩ロニー・ピーターソンと
二人、スウェーデン出身



頬の肉付き豊かな
まるいお鼻の容貌

それが死病に冒され

尖った高い鼻と
痩せた別人になって

同僚の
ピーターソンのところへ
現れた

それを見る
ピーターソンの

悲しげな顔



目に残っている



直後
レース中の事故で
ピーターソン他界



葬儀で
そのやせ衰えた容貌で

彼の棺を担ぐ
ゲナー





その姿
忘れられない





やがて
彼も去って

にんげん

順番も
時期の違いも分からない



ボウイ

感慨とてないが

だいたい

ココ・シャネルのような
人でも死ぬんだ



平安は
心の中に

なにがあったら
得られるのだろう



ボウイ

それ
あったかい?

あった!

ああそれはいいなあ

心底

うらやましい





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