自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

ボブ・ディランは『サティスファクション』を自分で書きたかったんじゃないだろうか◇

2010-03-31 22:37:05 | それならしかたないね


くやしかったのかもしれない内心

なんでオレじゃないんだ
と思ったんだと思います

もうずっと昔
このサティスファクションが
世に出た割合いすぐ

1968年ぐらいでしたか
ディランの『ジョン・ウェズリー・ハーディング』の
アルバムを

ミック・ジャガーが
アメリカから50枚!買って帰った時

ディランがミックに
『僕にはサティスファクションが書けただろうけど
 君には(僕の)ミスター・タンブリンマンは
 書けなかっただろう』

と面と向かって言ったんだ

ミックは余裕で(装って?)
『彼らしくて面白いじゃないか』
と言ってましたけど

それ確かにその通りだと
思ったです

だってサティスファクションの詞も曲調も
いかにもディランの書きそうな
曲想そのものですよね

そこへいくと
あの爽やかなというと変ですが
例えようもなく伸びやかな
ミスタータンブリンマンは

ミックには無理?
かもしれないです

ディランはサティス…を聞いて
なんでオレじゃないんだ
オレが書くべきだった

と思ったんだなあきっと

だからミックにも
『お前なんかに』っていう
ノリで言ったのかも知れない

訳語のあれで判別つきませんが



きょう久々に
しっかりサティスファクションを
クルマで聞いて

そう考えました

いま聞くと
ちゃんと出来てる『サティスファクション』
堂々たるあの有名なギターリフ
線の細さのすっかりなくなった
ミックのボーカル

よく『完全無欠のロックナンバー』
などと言われていましたが

確かにある程度
その通りだ

アメリカの有名ロック雑誌
『ローリングストーン』で
歴代ロックナンバーの人気投票をやると

必ずこのサティス…が2位に入るんだ

もう何度やっても順位は決まってて
変わり様がないのかなああれ?

2回しか知らないけど

それで第1位は必ずやっぱり
ディランの『ライクアローリングストーン』なんだ

もうこれ
本気で決まってて

あれロック=反抗の
固定された?
イメージの
あれでしょうか



まあディランが
この『ライクアローリングストーン』
『ミスタータンブリンマン』
『サティスファクション』

の3曲を書いていたら
確かにディランの
完全制覇だったかも
しれないです



まあ『ヘイジュード』
『愛こそはすべて』
『☆ロンリーハーツクラブバンド』

とはまったく
別の世界ですね

私はこっちの
レノン=マッカートニーの方に住んで
憧れてミスタータンブリンマンを
口ずさむ生活が良いです

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