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自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

プール・ル・ロワはこのケーキを作るためにある☆

2007-04-26 07:03:29 | 葡萄畑のパティシエ

 見て下さい、この斜めになったガラスケースの中のケーキ「王様のお菓子」。雰囲気きれいですねえ。そしてカードの説明を読んでみると「タマゴがまだ貴重だった頃(その貴重な)卵白を使わないで卵黄だけと溶かしバターをたっぷり使った、と書いてあります。どういう味なんでしょう?じつはまだ食べてません。卵が貴重な昔のケーキなんだからきっと素朴な味のはずです。けっこう剛健な日持ちもする種類かと思います。

 でもしかし、このケーキ鈴木パティシエの「この御菓子を作りたくてパティシエになった!」というケーキなわけです、尋常なものである訳がないという気がします。その文章参照してくださいhttps://sec.villadest.com/pourlerois/index.html これはどうも文章の書き手は玉御主人のようですね。

 うーん、そうですか。どこがいったい違うんでしょう。いやトラディショナルだから「違わない」事が大事なのかな?ともかく最近の生クリームフワフワというタイプではないような気がします。次回はたしてどうでしょう。なんだかまたゴツンと教えられそうな予感がややします。
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ロライマ山のケーキ

2007-04-22 00:22:33 | 葡萄畑のパティシエ

 南アメリカ・ギアナ高地・ロライマ山のテーブルマウンテンをヘリコプターでパタパタ俯瞰した時のあの有名な軍艦の突先に似た今日のケーキ。

 クラシックなチョコレート外壁のケーキでした。あのウィーンのザッハトルテに外壁似てますか?ザッハトルテそのものをよく知らないので良くわからないです。ともかく王様のケーキは次々と新作が出てくるので、チョコレート系だけをとっても追いかけ理解するのが大変。ほんとに「王様のお菓子屋」絵本の王様みたいに1日20個食べられればいいですのに。

 お気に入りのケーキは1回食べればいいんじゃなく、まずとりあえず20回食べてから、それでやっと落ちついて感想なりが持てて、そこからゆっくりゆとりを持って味わえる、ですのに、まことにキロカロリ制限はつらいところです。

 もうあのその、クラシック・ショートニングでさえ落ち着いてしみじみお付き合いしてないですのにねえ。むしろこうなったら1個1個をさらに文字のとおり「有り難い」事柄なんだと思って食さないとだめかも。1個1回限りの心構えの方が大事かもしれません。そう考えるといろいろ思い当たる事もある事ですし。
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すみませんちゃんとしたダコワースです!

2007-04-18 00:37:45 | 葡萄畑のパティシエ
 みなさんごめんなさい、これがもともとのダコワースです。前の画像は出来心でした。

 さて「プール・ル・ロワ」のホームページ「究極のスイーツ」http://kyukyoku-no-sweets.net/ その中の「オーボンビュータン修行記」内容もさることながら挿絵がいいんです。星のテグジュペリ・タッチ。このままリトルプリンス出せそうです。ご本人作でしょうか。そのようでもあり、微妙でもあり???次回聞いてみましょう。もし違った場合は作者を追いかけたいようでもあります。

 しかしS鈴木シェフ・パティシエはストラスブール行ってしまいました。はてどうしたでしょう?今ここに帰っているから、大丈夫だったんでしょうけど、その途中、知りたいなあ、読みたいです。あーアルザス・ストラスブール!
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ああっ!「究極のスイーツ」にたどり着けていなかったワタクシ!

2007-04-18 00:20:26 | 葡萄畑のパティシエ

 S鈴木パティシエによくお話を聞きましたら、私は「プール・ル・ロワ」のホームページにたどり着けていなかったのでした!いままで読んでいたのはその一部の「ブログ部門」だけだったのです。あーもったいない、早く読んでいたかったです。

 それで今夜一気に読みました。まあ!大変、たいへんな修行をしてこられたんです。わたしは全く「河田シェフ名人」も「オー・ボン・ビュー・タン」も聞いたことさえなくて、全くどうしてこんな大事な事昨日まで知らないでいたんでしょうか?きっと自分でも分らない理由があったんでしょうか?一言で言って「目が開いてない」んでしょうねえ、ただそれだけの事で。

 でも「AU BON VIEUX TEMPS 」なんてカタカナとこんなに字の違うフランスゴは覚えられませんです。

 一気に読みました!でもフランスへ行くとこで終わっちゃうんです。ウワァー続きが読みたいー!ウワー気になるー!デコちゃんがプリン焼いたとこで終わっちゃうんです!デコちゃんの修行記も!ウワーこれどうしましょうね、続きがあるんですかー。たまらんですデコちゃん!

 それで「究極のスイーツ」の名刺をいただいて、このブログをリンクしていただいたワタクシ、心なしかアクセスIPが多いのはそのせいかなとも思えますが恐縮して帰ってまいりました。本日のおみやげは、昨日のお話のダコワース!なるほどこれがそうなんだトラディッション!

 すみません画像はハンブンコにした断面がサンリオのバツ丸に似ててつい表示してしまいました。キチンとした姿は次回表示します。
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でも、ロッタは本当はコレ!

2007-04-17 00:32:38 | 葡萄畑のパティシエ

 見てください、この見事な仕上がり。「ロッタ」の本当の姿はこれですよね。これを一点の瑕もなく塗り上げた時のパティシエの気持ちはどんなでしょう?ていうかプロは当たり前かもしれません。アマチュアケーキ作りの人の気持ちはどんなでしょうか?いちばんは定年リタイアでケーキ作りを始めたゴクマレなおじさん方でしょう。惚れ惚れして、見とれて動けないでしょうね。こんなふうに出来ればの話ですけど。

 そうはいくか、とプロの方々が微笑んでいる。ヒコーキで言えば「凱旋門下2回宙返りくぐり」ぐらいですか。ギンガー宙返りぐらいでも不可能そうですし。

 ところでケーキの丸いの「ホール」っていいますか?「ラウンド」?。ホールって言えば「ホール・ロッタ・ラヴ」って古いツェッペリンの「胸いっぱいの愛」の原題に似てませんか・そうですか、良く分りませんが。プラント氏いまはどうしていますか?一時「使われなくなった古いライオン」のようになって随分心配したんですが。
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美しいヘーゼルナッツ・カラー!☆☆☆

2007-04-17 00:12:08 | 葡萄畑のパティシエ
 今日ゆうがた小雨の中、ヴィラデストに到着いたしましたら、ちょうど玉ご夫妻とMaねえさんなど御重鎮ごっそり大移動の瞬間でゴニン以上の方がご自宅へゴキカンするところでした。

 昨日のライフアート・ミュージアム開館のお祝いを申し上げました。玉御主人は久々に帰られて、今夜はさぞゴチソウでしょう。ン?でも早めにお休みでしょうか。むしろタブン。

 さて今日もパティシエーにお話していただいて、頭を通過する単語の15個のうち3、4個しかひっかかからない無力な記憶力でひっしに記憶。
 有名なダコワースの真実!など。

 お母に言われて昨日のチョコレートケーキを買いに来たワタクシにパティシエの新作のお奨めのヘーゼルナッツ色の美しい「ロッタ」。ああヘーゼルの実好きなんですよねえ、何度はたけに植えようかと思ったくらい。やっぱり今年追加で植えようかな。セイヨウハシバミ。

 でも、なんてキレイなんでしょうね、ウチへ持って帰って、いちばんご愛用のお皿に乗せたこのヘーゼルカラー。昨日のチョコレートのダーク・ライト・ブラウンと色調ぴったり。あっ!これ、どうも親しみあると思ったらヴィトンのヌメ革の新しい時の色だ。といってもでんでん持ってもいませんけど。あのリュックサッコの名前なんでしたでしょうか。
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でもシカト!

2007-04-16 23:45:02 | 葡萄畑のパティシエ

 でもタテヨコ変えてみると?葡萄をもみじに見立てて見ると、花札のあの有名なシカト!?MINAねえさんは「おこじょ?」と言ってパティシエをカックリさせていました。
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子犬クッキー

2007-04-16 23:37:12 | 葡萄畑のパティシエ

 「パティシエの新作でーす」とMINAねえさんが持ってきてくれたスプーンの上のこいぬクッキ!
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箱の中の手で全て思い出しました。

2007-04-15 06:43:39 | 葡萄畑のパティシエ

 あっ!これナンテっていうんですか!あーいい名前つけましたね。字もうまい!よく読んでみると「ナント」のお菓子だって書いてある。あの「ナントより遅く」のナントですね。「夜のガスパール」思い出しますねえコテン古典!ガスパールってフランス人が発音するとキレイなんですよね「ギャスパール」ですか。このへんはフランスゴですから玉御主人に聞けば分りますね。

 それで今回、画像その焼き菓子そのものが写っていない写真!を使用しましたのは、後ろに写っているお姉さんの手がよかったからです。思い出したんです、むかし南麻布にとても小さい小さい小さい、それこそ軽自動車のガレージくらいの「グーテ・ド・ママン」という焼き菓子屋さんがあって、そこのおねえさんがなれない手で一生懸命ながい長い時間を掛けて箱詰めしてくれるのです。延々と待ったあとようやく完成という直前に私はなんと言うことか「人数の間違い」を思い出し、そのブンの追加をお願いしたのです。なんという事でしょう、せっかく苦労して苦労して完成にこぎつけたのに。それでおねえさんはマタイチからやり直し。延々エンエンと時間を掛けてやり直してくれました。あの時何であんな事言ったかなあ。ムジヒというものだった。完成した瞬間に言わなくてもねえ、今でも心残りです。今日ヴィラデストねえさんの箱に入った手を見てジュウナン年ぶりにそれを思い出しました。

 ですので「ナンテ」焼き菓子のない画像です。それからもちろんヴィラデストねえさんはとどこおりなく順調に箱詰めを終えられました。思えばグーテドねえさんはもうヴィラデストねえさんのお母さんの年代に当たられるのですねえ。いまはどこでお母さんになっておられるか、きっと今日のワタクシのように年月分思い出すことが多くなっておられることでしょう。
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親子で目をまんまるにして顔を見合わせたチョコレートケーキの貴重な先っぽ

2007-04-14 23:16:19 | 葡萄畑のパティシエ

 今日お土産で買ったチョコレートケーキは、ショーケースの中でひとめで目を吸いつけられるものがあり、私のキロカロリを心配してくれるスタッフのOさんに「自分のじゃありませんから!」とリキセツして売っていただいてまいりました。

 お母に出すとき、それでも余りにその姿の良さが目に付いて「ちょっとくれー」と言ってみたらうなずいたので、後ろの方、ほんのちょっと、ほんのちょっと、心配してくださる「Oねえさんのお顔が浮かびましたが」謝罪して謝罪して、ほんの少しだけ、いただいて見ました。

 そしたら!いままでの「チョコレート」でイチバン!「今までのチョコレートケーキ」でじゃなくて!見たらお母も目を丸くしている。自分の持つチョコレートのイメージそのもの!って感じ。ジャスト・ストライキング!っていうんでしょうか?

 どこのケーキだと、いくらだと、5・6回聞かれました。二人でしばらく目をまん丸にしたのが直りませんでした。なにかが一段階違ってるんだと思います。

 そうですねえ、この上の希望となると、甘みがすこし減って酸味を加えないでカカオの香り高く、でしょうか?それって昔の「開高健のベルギーで食したスプーンですくうチョコレート」の話からかってに私が想像したものですが。開高氏は「ほらベルギー領コンゴ持ってるから」って言ってました。

 これを食した今、思い出されるのは、ショーケースの中に残っていた数個のこのケーキですね。もう閉店まぎわでしたからあのまま残ってしまうのでしょうか、自分が食べたいという気持ちはともかく、ああいうものが万が一にも残って「処分!」されるなどという事が赦されるでしょうか。なんだか天に対する、なんとも言いようのない事の様な気がしてしまいます。20個食してくれる王様がどの町にもどのパティスリーにもいればいいですのに。
 
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