青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

花はどこへ行った

2013年07月11日 22時16分20秒 | 青い空の日は旅立(全般)
7月11日(木)

ブログの追加を書いたりしていて、美深の道の駅を9時過ぎに出る。

音威子府(おといねっぷ)の道の駅では、音威子府そばが食べられると楽しみにしていたが、そば屋は今日は休みの日。
次の道の駅中川で昼食にする。



▲ 自家製カツが入った中川弁当650円を食べる。カツがジューシーでコロモがサクサクでうまかった。

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サロベツ原野に一番近い町、豊富(とよとみ)町に2時過ぎに到着。
ここも何もなさそうな小さい町だ。JR駅前に行く



▲ あった、駅横に線路に沿って公園があり、公園で給水できると、kenharuさんのブログに書いてあったとおりだ。ポリタンク2つに水を入れてきているのだが、一つが空になったので、ここで給水した。豊富町の皆さんすみません。皆さんの税金の水をいただいていきます。


ここから、隣接するサロベツ湿原へ入って15分ほどしたところに、目的地のサロベツ原生花園サロベツ湿原センターがある。




▲ 湿原センターはサロベツ原野(湿原)の情報提供所だ。まだ新しい施設だ。



▲ Harmonyをセンター前の広い駐車場に停めて早速、湿原を周る。





▲ カキツバタの群生がちらほら見える。しかし、この花のピークは過ぎたようで花にはもう元気がない。




この時期の花、エゾカンゾウになるともっとひどい。群生はなし。



▲ ほんの一部のエゾカンゾウが残骸みたいに花をつけている。




▲ 大雪山でも見られた、群生する白い花ワタスゲが、これもピークを過ぎて風に揺れていた。




▲ この紫の花の残りは何だ? アザミ?

個々の花の盛衰には関係なく、麦みたいなヨシみたいなススキみたいな、背の高い草は湿原一面を覆い尽くしている。



▲ 木道と草と空だけ・・・ ♪ Where Have All The Floweres Gone ?
湿原とは本来こんなものだろう。ガーデンじゃないんだから。




▲ 今日は、湿原の向こうに利尻富士も、雲で見えない。




▲ 1周して湿原センターが見えてきた。

センターで係員に尋ねる、花が無いと。答えは想像どおりだった。こんなもん。時期が早いわけでも遅いわけでもない。たぶん、湿原に咲く花が限られていて、かつ開花している時期も限られている。センターが出している花だより広報を見ても、一つ二つの種類の花が今咲いてますの類のお知らせを1、2ヶ月の間流すだけ。咲いているといってもこの広大な湿原のごく一部の地域で。ということではないかなー。

明日は、海岸沿いの湿原も探索してみよう。


さあ、入浴しなくては。豊富の町に戻る。ここには日本最北の温泉というふれこみの豊富温泉がある。



▲ ふれあいセンターは日帰り入浴施設。ここの温泉の特徴は油の香りがすること。湯に含まれる油分が肌をしっとり保湿し、炎症を鎮める効果があるという。実際、湯の表面には油状の膜がうっすら見える。匂いは、私はヒバの香りのようだった。この温泉の好きずきはあるかもしれない。私は別に気にならなかった。






▲ お湯のあとは、ここの食堂で夕食にした。ジャーン。ラムロース肉でジンギスカン。940エン。自分で焼くのだ。ラム肉は、クッチャクッチャ噛んで食べた。やはり鹿肉よりは馴染みがある。味は、こんなもんだと思う。ビールも飲まずに、一人でジンギスカンをやってても、ノリに限界があるなあ。

きょうの夕食で、もう貧血は解消しただろう。たぶん肉は最後だろう。明日からは海鮮コースかな。

湿原センターに戻って、静かな原野の駐車場で寝る。

おっと、寝る前に夜空を確認しよう。もし雲が無くなっていたら、ここはあたり真っ暗、満天の星になるぞ。