青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

御嶽山 登山

2012年09月15日 22時12分03秒 | 同上 (山歩き)
9月15日(土)

5時半起床。空全体が曇っている!がっかり!
しかし、日の出とともに晴れてきました。



御嶽山の頂上は、まだ雲が横にかかっているけれど、まあいいや。
出発準備だ。

▼ この鳥居をくぐり7時に出発です。


▼ 御嶽山を見上げます。頂上付近はやはり雲が。この雲海は、結局終日とれませんでした。



▼ 砂利道のあとは、木段と細い登り道が続きます。


▼ 森林限界が近いのでしょう。木々はほとんどなくなりましたが。何の木でしょうか、一部紅葉しかかっていました。そこに、風が吹いて枝が揺れました。



「風たちぬ」の情景です(笑)。


▼ 金剛童子像のところへ来ました。8合目2475mです。


▼ ここを過ぎて頂上方向を見上げると、青い。


▼ 白装束の方に初めて出会いました。正面から写真を撮るわけにはいかず、後ろ姿を。



▼ 8合目を過ぎたあたりで、頂上の稜線がスロープ状に分かちます。

  青い空と、深い緑・・・

  目が潤みます。
  


  私のこころは、これを見るとオートマティックに、ふるえるようにできているようです。  


▼ 下方を見下ろします。田の原の駐車場が、緑の山の中に白くみえます。
  残念ながら逆光で暗くなってしまいますが。



▼ おう。御嶽頂上山荘が見えてきた!もう少しだ。

同時に、硫黄の臭気が漂ってきます。

▼ MAPがありました。

▲ 丸印をつけたところを周りますよ。①下の7合目駐車場。②王滝頂上。 ③剣ヶ峰頂上。 ④二の池


▼王滝頂上2963mへ到着しました。ここには、御嶽神社頂上奥社があります。


奥社の左側から、裏のほうへ進みます。

▼ すると広大な赤茶けた岩原が広がります。そして、雲、霧に見え隠れする剣ヶ峰が姿を現します。


▼ 剣ヶ峰を目指して岩原を進みます。あ、うまく風が剣ヶ峰の雲を吹き払った。手前の頂上山荘が見えた。奥には、神社も。



とうとう最高地点にある御嶽神社頂上奥社本宮へ到着しました。

▼ 本宮へ階段82段を一気に登ろうとしましたが、無理。この連続階段がいちばんきつかった(笑)。


▼ 到着!!。3067m。


10時過ぎでした。登山開始から3時間。

美ヶ原・王ヶ鼻の石仏達の方向、北東を望みますが、雲で何も見えません。
しかし、目をつぶり念じれば見えます。
(やあ・・ 約束どおりだよ・・)



▲ 山頂神社。ここがよくTV等で放映されますね。

横の社務所みたいな建物の横で、風をよけながらお弁当を食べました。
食べていると、5年前の心臓手術後、よくここまで登れるようになった、嬉しい、ありがとう、の思いがふつふつと湧き上がりました。


さあ、降りようか。

まだ時間は十分あるから、二ノ池に寄ってみようぜ。

左にそれて行くと、二ノ池が小さく見えてきました。



さらに近づいていきます。



▲ 風化した鳥居が残っています。



▲ 雪渓も正面に残っている。浅瀬の水は澄んでいるのだけど、深いところになるとエメラルド色になるんですよねー。



▲ こんな、かわいい地蔵さんも二体ポツと、置かれていました。

このエメラルド色の二ノ池は、霧が立ち込めたり、晴れたりして、非常に幻想的でした。

追記;二ノ池は標高2900mにあり国内最高地の湖だとか2012.9.29

さあ、これで十分。
王滝まで戻って、下り始めました。

下りで、私はひざの両側の腱が痛くなりますから、今日はゆっくり、ゆっくりていねいに降りました。


▲ 駐車場も向こうに見えてきました。

足も痛くならずで、午後1時半頃に登山口に戻りました。朝7時に出発して、6時間半の山行でした。



▲ 田の原駐車場から改めてみる御嶽山。とうとう、頂上は完全に晴れませんでした。

しかし、自力で登った山では一番高く、標高差887mも一番多く、達成感がありますねー。

午後3時まで、1時間ほどクルマの中で、コーヒーをゆっくり飲んで休憩のアフターケア。

家には、明日帰ることにしよう。

山を下って、まず温泉へ行きたい。で、帰りの木曽路ぞいにある木曽駒天神温泉・清雲荘へ。



ここは、透明な温泉で、錆び付かないので長湯になってしまいました(笑)。

▼ 近くの、道の駅・日義木曽駒高原で車中泊です。


おつかれさまでした。




2 コメント

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rin さん、ようこそ (Sora)
2012-09-18 23:36:10

>御嶽山!行ってみたいな~

信仰される山ですからね。まず屏風のような正面が堂々としてます。次に上から見下ろしたときのスカート状に広がる緑の平面が見事です。頂上では、赤茶けた岩原が荒涼としていて、気持ちが浄土に向かいます。それに、荒くれた地にあるエメラルド色の二ノ池が幻想的でスピリチュアル。
こんなのが魅力だと感じましたよ。

アップアンドダウンが全くない、標高差800mも手ごろでしょ。それに、標高3000mもそれなりに高いから、数分でしたが私かすかな頭痛がありました。あれ、高山病のはしくれかな。

rinさんも行けるといいですね。


>群馬からでは一泊しなくちゃ。。

そうなんです。埼玉からも案外遠い。片道6時間はかかります。ですから木曽路散策も兼ねられるのも一つですね。そして木曽蕎麦も現地でしっかり食べる(笑)。


>一足先に登っていらっしゃる

確かに、だぶってますねー(笑)。私はrinさんが先行された北八つの天狗岳に行きそうだし。居住地域とレベルが似通っていますから、どうしてもだぶるのはしょうがない、のではなくて、情報共有できて嬉しいです(笑)。

浅間山もこの前の第一外輪山・黒斑山だけでなく、いずれ第二外輪山・前掛山、そして火口の釜山へ行かれ(て覗いてく)るでしょ?
 関連した面白い小説を見つけました。たぶん今週中にご紹介できると思いますから、また拙ブログ覘いてみてください。


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Unknown (rin)
2012-09-18 16:08:17
御嶽山!
行ってみたいなぁ~って思い始めた山です~

3000m♪
登りたいけど、群馬からでは一泊しなくちゃ無理ですよね。。。
なかなか難しい(^^ゞ

『この山に行ってみたい!』って思ってて、Soraさんブログにお邪魔すると、一足先に登っていらっしゃるの♪
ターゲットにする山が近いのかも(*^_^*)
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