詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

地平の月

2014年08月07日 | 深い海 2014

天井の下
俯瞰で見ているわたしは概ね笑っている

体の中からカッと眼を見開き凝視する視線の先は
虚だ

まるで
宇宙のようですね

今日は
クスリが効いていてスッと立てました

人は
要りますか

細い線でぶら下がって
落ちたら骨折しても地には着く

この先何十年の責務を全て拒否して上に
上に

飛んだら二度と戻れない
何もかも終わることだろう

わたしは
生きますか

地平近くのイビツな月の予感に
入ってしまいたいというのに。

2014.8.7 am2:45



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