詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

水滴が

2005年05月23日 | 個室より
pota
pota
pota

水滴が
落ちる

pota
pota
pita

水滴に
当たってしまった

pera
miri miri

皮膚が剥がれる

jiwa
gusyugusyu
busyu

体液が
漏れ出る

doro
dorodoro
gusya
berori

肉が
崩れる

bota
bota
boto

足元に
落ちる

堕ちる
堕ちる
堕ちる

自分の生ごみと
血と

今度は何処まで
潜るのだろう

ああ水面の向こうの月の輪郭が
どんどん薄くなる
離れてゆく

すぐに見えなくなって
今度はどんな闇が

わたしを
出迎えているのか




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