詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

展望・・

2012年11月14日 | 空の森 2012
僅かな僅かな外とのコンタクトで
にわかに現れる
症状
という名の最早怨念だ

わたしの生存そのものが所以の
怨念だ

愕然と
する

思い
知らされる

楽しい
嬉しい
明るい
屈託のない
笑顔の
ものであってさえ

脳は
人知れず誰の目にも触れずわたしにさえ気付かれることなく
独走する
時間が消えてゆく

わたしの
喜びとは何だろう

わたしはわたしの安定の為に
ここにいつまでも、いつまでも、延々とただ座って
スクリーンに
時間を捧げ
人生を
終えろと、

やっぱり
脳は
停止かもしれない
元来の、孤独で情けなくも憐れな絶望的寂寥感だけが暴走をして
時間を停めて

いったい幼子の頃からどれだけの時を無駄に、無益に、脳は漂い流れわたしをも置き去りにして走ってきたのだろう
人生丸々だ
わたしのポーカーフェイスも人生丸々だから
誰にも知られることもないけど

天より
何より
自分が知っている

そしてその先に
展望はないことも。

2012.11.14 am5:43




2 コメント

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お久しぶり(? ?? ???? ?)ノ" (KQ)
2012-11-20 11:20:33
お久しぶり(? ?? ???? ?)ノ"
この詩も深いね~
読めば読むほどグイグイ来るね!
君とは生き方が真逆のような
私でも、悩み多し人生よ!
もう折り返し地点を過ぎた
人生だから、去年から悔いの
ないように、出来るだけ周りを
傷付けないように生きてるわ!
だから、この詩はグイグイ来るのね!
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久しぶり! (ao)
2012-11-20 13:59:00
久しぶり!
いくら周りを傷つけないようにって言ったって、
あんまり自分を抑え過ぎないでね。
そっちの方のが心配になっちゃうよ。

ホントに、折り返しちゃったもんね。
そうなってみると、人生あっ気ないわー。

グイグイ来ていただいて、たいへん光栄でございます<(_ _)> 

ヽ(´▽`)/
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