詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

あの雲、

2008年05月05日 | うたかた 2008
あの歌を唄ってと君が言う
覚えているだろうかと僕は言う

あの歌を唄う僕
優しく聞いている君

「哀しい歌詞だね」
「うん」

二人の間に流れる時は悠久

僕の肩に寄り添う君
僕は君の頭をそっと撫でて…

僕達は
時を越えてゆこう

あの雲は
永久(とわ)の旋律だね…

08.5.5 am4:49



2 コメント

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静かな、大人な恋の詩が書きたくなりまして。 (ao)
2008-05-06 05:48:29
静かな、大人な恋の詩が書きたくなりまして。
沈黙さえも流れる風や過ぎ行く時とともに会話になる。
そういうの、いいですよね。

ここ数日よーつべで見つけて、ビリー・バンバン聴いてます。
いいですよ。静かで、大人で。
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いつもながら、とてもいい詩で。。。 (Django)
2008-05-06 01:04:13
いつもながら、とてもいい詩で。。。

二人の間に流れる空気や降り注ぐ光や、そんなもの
を感じます。時間など二人には関係なくて。
ただ一緒に居たくて。。。

いいですねぇ。流れる雲、それを眺めて会話する二人、頬を撫でていく風・・・時をも越えられそうです。
お互いを思いやる心の力で。

そんな時間を過ごせなくなって・・・久しい。。。
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