カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

水鏡

2024年06月02日 | お写ん歩

 

水路を流れる水音が爽やかな夕暮れ時、杖を突きながら裏道を歩きました。

田植えが始まりますと、田植え機の移動などの邪魔をしそうなのと、水面に水草など直ぐ増えてしまうので

今しかないと、思い切って外歩きをしました。

何よりも杖に頼りながらでも地面を歩ける健康を取り戻した事に感謝しつつの行動でした。

 

 

 

 

風が吹いてきました。

さざなみが水面を揺らして、民家は朧になってしまいました。

 

のっぽの鉄塔が逆立ちをして水と遊んでいます。

 

白い大きな雲が水田いっぱいに広がっています。

少しずつ下って行く田圃にもみんな水が入っています。

 

田んぼの横の空き地に、幾株かの花菖蒲が今年も花を咲かせていました、

蕾2輪です。

 

田の持ち主の人が、ずっと前に植えたのでしょう。いつの頃からここに花菖蒲を見ることが出来るようになっていました。

華やかな花菖蒲園は見事ですが、田に水が入る頃になると、律義に花を咲かせるは、儚げでいいものです。

 

田植え前の田んぼの大きな水鏡を見ながらのお写ん歩が、やっとできるようになった、体調が嬉しくて

落ちる太陽を見送りました。

コメント
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