超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">マンデアルのブルックナー、ジンマンのマーラー</span>

2013-05-04 16:31:51 | 無題

今日は文章に手を入れ、ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー全集聞く。
そのあと珈琲飲み一息入れる。
それから先日届いたクリスチャン・マンデアルのブルックナー全集聞く。
マンデアルは聞くところによると七色の音色を奏でる指揮者だという。
マンデアルのブルックナー4番5番9番聞く。
何とも大らかな指揮ぶりでギュンター・ヴァントのような峻厳さはない。
意外に古風で一点一角をおろそかにしない楷書体のブルックナー。
その点同じルーマニアのジョルジュ・ジョルジェスクにも通じる姿勢。
だが音の微細な変化を自在に操る、自由闊達な指揮ぶり。
この間中古CD店に行ってインバルのコンパクトな全集を手に取ったが
買わずに帰ってきた。
当面クリスチャン・マンデアルのブルックナー全集があるので満足。
マンデアルは4番に70分以上掛ける泰然とした指揮ぶり。
それと連休後半に聞きたいのが、デヴィッド・ジンマンのSACDハイブリッド
のマーラー全集。これが気張らない、力まない、美感の優れた自然な音作りでよい。
カーペンター補筆版の10番も極美の出来。
それとフェドセーエフのグラズノフ全集が最近のお気に入りだ。
フェドセーエフのリリーフ社のグラズノフ全集、名演。
グラズノフは有名じゃないが曲がいい。
時代のはざまに埋もれてしまったが、いい曲を書いている。
フェドセーエフの指揮ぶりがまたいい。
フェドセーエフはチャイコフスキーのDVD全集も白熱ライヴでいい。
というわけで暇なときはマンデアルのブルックナー全集とデヴィッド・ジンマン
のマーラー全集とフェドセーエフのグラズノフ全集で自在境に呆けている。
最近は家で、名指揮者の妙技を堪能している。

広々と七色の指揮 聞き分けて 日々の狭間で音に呆ける



コメント
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