超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・鉄道草

2024-08-07 00:03:10 | 自作俳句
休みつつ走り続けて夏の果て
町薬師木陰は涼し秋近し
ちらほらと残暑見舞いも届きけり

落とし物した心地せり昼寝覚め
懐かしき八月祭の賑やかさ

海猫が町中に居る避暑の旅
晩夏なり花火が揚がる鮎祭り
虫籠の西瓜で眠るかぶと虫

町の奥肩を掠める川蜻蛉
少年の帰る列車や鉄道草
人影がまた一つ消え藪枯らし

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