超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・海月舞う

2024-08-04 00:03:10 | 自作俳句
夏曇り日暮し啼いて喫茶店
コンビニで黒いTシャツ買う若さ
透明な海月漂う水族館

朱の色がうつ向きがちに凌霄花
朝顔が萎んだ頃に目を覚まし
彼是や巡り会いあり夏の末

採点も終わり先生夏休み
サンダルで鬼灯市を見て歩き
捕虫網持ちて群がるクヌギの木

夏惜しむ冷珈琲に浮く氷
避暑がてら暑中見舞を出しに行く
バス乗りて林間学校風青し

写真©ウィキペディア「クラゲ」 KENPEI
コメント
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