超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">ブルガリア料理と、音楽を語る夜</span>

2013-02-22 00:33:33 | 無題

後期課程の同窓会でブルガリア料理ソフィアに行く。
八重洲ブックセンターの脇を曲がったところ。琴欧洲の看板が出迎える。
頼んだのはヨーグルトのカクテルと葡萄酒。
スネジャンカというヨーグルトチーズまったりして旨い。
ジョブスカサラダという野菜に粉チーズを掛けたサラダ取り分ける。
続いてブルガリアン・ムサカ。ひき肉をチーズでサンドした料理。
ハンバーグ料理キュフテ。カヴァルマという肉と野菜のオーブン焼きに目玉焼きを乗せた料理。
キッシュとヨーグルトのデザートを頂く。
皆一通り仕事の話や過去に受けたロラン・バルトや緋文字などの授業の話をして歓談する。
私以外の人は少女マンガやアニメに詳しい。
二次会は駅構内の喫茶店。250円の珈琲を飲んで話す。
ここでクラシック好きの友人と日頃のクラシックの感想を話す。
友人はクラウス・テンシュテットのベートーヴェン交響曲全集はフルトヴェングラーを越えるかも知れない、六番田園は小宇宙で自然への畏敬もあるし極端なデフォルメもない名演奏だ、第九は凄絶、キーレフィルでさえ美しい、オケの実力より指揮者の力だ、ロジェストヴェンスキーはドラマティックでロシア的、コンドラシンは自発的に燃えるタイプ、アンドレーエは原典主義、ストコフスキーの編集盤は好き、
クレンペラーは速い頃よりフィルハーモニアとの巨匠テンポが好き、クレンペラーはヒンデミットを代役に立てて置いて、あんなのに振らせたのかと平気で言う、フルトヴェングラーの謎の動きはオケが精神性をくみ取って音楽化した、セーゲルスタムは情緒的にスピードを落とすが、ヴァンスカは楽譜を読み込んで納得のいくように遅くしている、トスカニーニの隠れた名演は多い、ティルやスケーターズワルツなど
スピード感のある名演だ、フルトヴェングラーもトスカニーニも20世紀前半の指揮者は曲を具体的に細部までイメージして演奏している、昔の演奏家はそうだった、「リヒテルは語る」はイメージの洪水だ、チェリビダッケは独特の間が奇才だ、チャイコフスキーの聞き比べも企画したが今回は止めておいた、マルケヴィッチのチャイコフスキーやバーンスタインのチャイコフスキーなどお勧めだと語る。ヴァンスカのシベリウスとチェリビダッケのブルックナーを持ってきたと言う。存分に話したが話は尽きない。
11時過ぎに家に着く。仕事の話は苦手だが雑談は大好きだ。自分で企画して本を書いてみればと勧められた。それもいいかもしれない。
東欧の花咲く食のフォークロア交響曲を熱く語る日



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