超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・別れ霜

2023-03-30 06:06:14 | 自作俳句
北の鳥さえずり始め春曙光
風光る今の仕事もあと二日
郊外の公園で踏む別れ霜
貯水池の前に広がる春の山
新緑にひときわ眩し春の川
風光る春の林に残り雪
氷張る貯水池照らす北の春
年度末明日から永き四月愚者
春コート襟巻しつつ木立抜け
春燈る灯かりの下で新著読む
朝起きてまだ手放せぬ春暖房
おそらくは戻らぬ季節そり仕舞ふ
売店の風船飛びぬ空遠し
バレエリュス思わす舞の春祭り
星も秘め絆残せり二輪草
一日の疲れを忘れよもぎ餅

貯水池の前に広がる春の山お不動さんを拝み立ち出づ

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