美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

京都 紅葉に染まる宇治を散策

2014-11-19 | 散策

昨日、サークルで京都の宇治を散策するオフ会をしました。

山と清流の美しい自然に恵まれた宇治で綺麗な紅葉を満喫しました。  

たくさん撮影しましたので、動画も作りました。

BGMには、ヘンデルの Water Music Suite No. 1: Air を使いました。

 

散策したコースは、

平等院~興聖寺~宇治上神社~黄檗山萬福寺でした。 

曇り空でしたが、綺麗な紅葉もたくさん撮影でき、そして色々会話

しながらの楽しい散策になりました。 

 

まずは、平等院鳳凰堂を訪ねました。

平安時代後期の天喜元年(1053)に、藤原頼通が建立した阿弥陀堂です。

華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできるほとんど唯一の遺構として、

貴重な建築です。

最も大きな特徴は池の中に建てられていることで、あたかも極楽の宝池に

浮かぶ宮殿ように、その美しい姿を水面に映しています。

約10年振りに訪れましたが、平成の大修理が終り、すごく綺麗になって

いました。

 

 

 

次は、興聖寺です。

本堂は伏見城の遺構と伝えられています。参道は、脇を流れる谷川の

せせらぎが琴の音に似ていることから琴坂とよばれています。

紅葉した綺麗なモミジを見る事ができました。

琴坂を通り過ぎると、竜宮造りの山門(楼門)、続いて薬医門を

くぐると石組みの庭園があり、法堂(本堂)前庭となっています。

このお寺は、宇治十二景の一つに挙げられています。

 

宇治上神社

祭神は、応神天皇とその皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)及び兄の

仁徳天皇とされています。

本殿は、平安時代後期に建てられた現存するわが国最古の神社建築です。

境内にはその他、鎌倉時代に建てられた春日神社などの摂社や、宇治七名水

のひとつ「桐原水」がこんこんと湧きでていました。

本殿が修理中であったため撮影はしていないです。

 

この神社を拝観したあとで昼食し、その後に抹茶団子とお茶のセットで

休憩しました。

お土産に抹茶団子と抹茶ういろう のセットを買い求めました。

 

最後は、黄檗山萬福寺を訪れました。

京阪宇治駅前から歩きましたが、かなりの距離がありました。

このお寺は、中国の僧隠元(いんげん)が1661年に開山した

禅宗のお寺です。

広大な境内は、東西に並立した伽藍の配置で中国の明末・清初時代の

特徴を持ち、異国情緒の漂うお寺です。布袋和尚像、十八羅漢像、

観音像などの仏像がたくさんあります。

以前から観たかった木魚の原形と言われている開版(魚の形をしています)を

観る事ができました。現在も時を報ずるものとして使用されています。

     

 

たいへんよく歩きました。

自宅を出る時から帰宅までの歩数を万歩計をつけて測りましたが、

なんと21,663歩も歩いていました。すごい ! 

綺麗な紅葉も見て有意義で楽しい一日になりました。 

ご一緒して頂きました皆様、ありがとうございました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする