家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

「モゼル」

2009年09月10日 | 考え方
15年ほど前から4年ほど、東京に住んでいたことがありました。当時、同郷から上京してきた仲間が時々集まるお店が、京王線の幡ヶ谷駅から徒歩10分ほどの場所にある「モゼル」でした。

このお店はおばさんがアルバイトの女の子?!と切り盛りする「スナック」でしたが、このおばさんが、厳しくて、面白くて、江戸っ子のかあちゃんができたみたいで、当時の僕たちはお気に入りの場所でした(とにかく値段が安い!)。そこに出入りする常連さんも、自称俳優、自称医者、自称・・・と、得体の知れない人が多くて面白かった記憶があります。

当時僕は吉祥寺と言う街に住んでいて、路線図を見てもわかる通り、幡ヶ谷へのアクセスは悪くないので、「モゼル」の近くに住んでいた友人と、日曜日に休みが取れる前日には飲んでいました。

お酒を飲んで勢いがついてくると、埼玉や千葉に住んでいる仲間にも「今すぐモゼル集合!」とたちの悪い電話をしていたことを思い出します。それでも、一時間後には一人一人と集まってきて、気が付くと同窓会状態・・・お金がなくても、寝ないで遊ぶ若さがあった時代でした。

昨日、調布のメーカーさんに訪問する際、ものすごく久しぶりに京王線に乗って、路線図を見ていたら、当時のことを思い出して今回の内容になりました。当時のメンバーは元気かな?モゼルはまだあるのかな?少し気になるので、いつか、土曜の夜に幡ヶ谷に行ってみて、まだお店があるか確認してみたいと思います。お店があって、まったく連絡が途絶えたモゼル近くに住んでいた友人Tがいたら、お酒を飲んで、勢いをつけたら「モゼル集合!」の電話をまたみんなにかけてみたいと思います。アホか!と叱られそうですが、実現したら面白そうです。