家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

財布を拾う

2011年04月08日 | 考え方

ここ数年で、財布を二度拾いました。

 

一度目は「これなんだ?」と思って拾ったのが財布で、交番までの距離も近かったので迷わず届けました。

 

連絡先や住所を聞く警官に「お礼は結構なので連絡はいらないです。持ち主に届くと良いですね(ニコ!)」と良い人加減全開で、良い気分で帰宅したのでした。

 

ただ、二度目は猛吹雪の路上です。

 

財布までの距離5メートルほどで「財布だ!」と認識・・・・だけど、そこから交番までは相当歩くし、しかも吹雪き。

 

拾うのを躊躇している間に、何人か善良そうな方が通りすがるも拾わず。

 

そこに20メートルほど向こうから少々がらの悪いグループが歩いてきました。

 

その方たちが悪い人とは限らないのに外見で判断して失礼なのですが、そそくさと財布を拾って少々遠い交番まで届けました。

 

拾った貴重品は届ける、と昔から決めているので、拾うのは良いのですが「なぜに吹雪きのときに俺の前に落ちている」と財布に愚痴を言っているところはやはり修行不足です。

 

そして、警官から「持ち主が現れなければ権利が発生するし、お礼のこともあるので連絡先を教えてください」といわれた時に、断るのを躊躇したのも少々打算的なところがありますね。

 

結局「いえ、権利やお礼は結構です」というのが精一杯でした。

 

爽やかなナイスガイへの道は険しいです。

 

でも、諦めずに目指して行きます。

 

 

昨夜、また大きな地震がありました。

 

冷静でいなければいけないのでしょうが、やまない地震に憤りを覚えます。

 

 

写真は、東京のスタッフから写メを頂いた夜桜。

 

一年に一度、1週間少々しか咲かない花。

 

太陽を見るのではなく、人に語りかけるように下を向いて咲く花。

 

桜の葉は花が散ってから出てくるので、とても可憐です。

 

短い命の輝きなので、見られる環境にある人には是非見て欲しいと思います。