最近見た住宅雑誌に「住宅営業のポイントは、自社の商品を説明するより、他社の商品を理解して、良いところを褒めたらよい」みたいなことが書いていたような気がします。
このようなことは、研修会なんかでも良く話すので、スタンダードになってくると嬉しいような、少々悔しいような感じがします。
でも、この事はとても大切だと思っています。
お客様は、比べる為に見学会や展示場を訪れたり、ホームページを見たりしています。
その会社の商品が欲しくて訪れる方はまれだ、と考えた方が妥当です。
ほとんどの営業マンが自社商品のPRに躍起になっている中、他社の情報も客観的に教えてくれる営業マンに出会ったら、信頼感を得られることは当然なのかも知れません。
私達は地場密着の工務店です。
ありのままを知っていただき、判断いただくことが大切なんだろうと思います。
着飾ってみても、いつかはわかるので、始めから得意なこと、苦手なこと、良い点、悪い点をハッキリさせて、やれることに誠意を持って対応して、あとは選択いただけると信じて待つだけです。
一番大切だと思うのは、他社と比べても、自社がお客様にとって一番幸せな家作りを提供できるという自信です。
それが無いと、どうしても切羽詰った営業になってしまいます。
自信を持つ為には、トータル的な工務店力の向上も必要です。
全てが整い、常にレベルアップを意識している工務店は、どのような環境においても、受注に困ることは無いのだろうと思います。
物凄く難しいことを簡単に書いていますが、一つ、一つ、着実に登って行きましょう。
写真は先日福岡の方からいただいた満作の花です。
花言葉は「幸福の再来」だそうです。
「再来」というところに、今ありがたさを感じます。