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家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

ファンタジー

2013年09月02日 | 考え方

昨日「風立ちぬ」を見て、子供達に不評と書いた後、宮崎駿さんが引退されると速報が流れました。

この映画、下情報も入れずにこれまでの作品にならって「宮崎駿であれば絶対に子供が喜ぶ」と考えて家族サービスで映画館を訪れた大人の期待は裏切りましたが、大人たち自身の心に残る作品でした。

宮崎駿と言えば想像を超えるファンタジーの世界でいつも驚かせてくれるので、今回の実話を描いた映画にちょっと驚いたのですが、今回の作品をもって引退と言うことで、何となく頷けたりもします。

それにしても、トトロや風の谷のナウシカに衝撃を受けてから、すべての作品を見ている人(私も含めて)にとっては残念すぎます。

これからも飛行機の窓から、雲の中にラピュタを探すような人であり続けたいし、そのような心を育てる映画が生まれると良いな~と思います。


排気ガス

2013年08月31日 | 考え方

20年ほど前まで、排気ガスや、北海道ではスパイクタイヤが削る粉塵で空気環境が酷かったのが今では考えられません。

先日、前を走るトラックがすごい勢いで黒煙を出して走っているのを見て「懐かしいな」と感じるほど排気ガスは昔のものになってしまいました。

この黒煙を出して走っているトラックをよく見ると「環境にやさしい活動をしています」と書いています。

「それ、ダメでしょ」と思ったりもしたのですが、黒煙だけを見て「この会社は環境に優しくない」と決めつけた自分に驚きます。

このトラックの企業が普段している環境に対する努力をまったく知らないのに、です。

自分や自分が所属する企業を「しらないうちに否定していることがないか」気を付けなければいけないことが多くありそうです。


進化すること

2013年08月22日 | 考え方

昨日は、新しく導入したシステムの社内研修を終日行っていました。

新しく学ぶ出来事は、自分の中に存在していなかったパーツが一つ埋まるような感覚があって心地よいです。

取り入れた情報や技術は、何かしら役に立てることでその価値が発揮されます。

自己満足にならないように、しっかりアウトプットしていくつもりです。

学ぶ姿勢やその後の進化度合で仕事人としての価値は決まります。

自分とスタッフの進化、楽しみです。


心の病気

2013年08月20日 | 考え方

心に病を持つ人の傾向は「頑張りすぎる人」だそうです。

心の病気も病気なので、治療が必要になります。

心の病はわかりにくいので「根性がない」「やる気がない」とまわりに片付けられると、悪化させてしまう場合があるようですね。

心に病気がある場合と性格に問題がある場合、見分けがつきにくいのですが、一緒にしてしまうと大変なことになります。

サボっている子と骨折している子を一緒にして「走りなさい」と叱っているのと大差ないことになってしまいます。

生まれつき強い、弱い、という部分もあるようですが、頑張りすぎて発症した心の病であれば、頑張りすぎないように努力する必要がありそうです。

私は、頑張っていないからなのか、生まれつきなのかわかりませんが、心は今のところ丈夫な感じなので、心の病についてなかなか共感できない部分があります。

共感できないからこそ、わかる努力をしないとダメですね。

自分勝手な思いで進めていることがないか、常に意識して行きます。

写真の犬さんは江差で発見したのですが、耳と首の皮がすごく暑そうです。


権利と義務

2013年08月06日 | 考え方

「一生懸命働いても給料が上がらない」「努力しても評価してもらえない」という不満がもしあれば、会社を移ることで解決できます。

それでも解決しないということは、権利(収入)を満たすだけの義務(仕事)を果たしていないということがわかります。

人口が急激に増え続けた戦後の高度成長期と、成熟化して一気に少子化、人口減少が起こり始めているこれからとでは、権利得るために必要な義務は、より多くなるのかも知れません。

「権利ばかりを主張して、義務を果たしていない。」と思える人が増えているのは、そんな背景を考えると仕方がないことだとも考えられます。

ただ、他の国と比べ日本人は、もともと義務と権利をバランスよく考えることができる希有な民族ではないか、と最近特に思えてきます。

で、あればこの民族性、大切にしたいところです。

環境に負けず、しっかりと義務を果たして、十分な権利を勝ち取って行きましょう。

先日の出張で勝ち取った駅弁、美味かったです。


大切なイベントです

2013年08月05日 | 考え方

昨日の「わくわく手作り木工」は、当社で工事をさせて戴いたユーザーさんを中心に設立されたユーザー会が主催で行われ、定員がすぐにいっぱいになる人気イベントです。

昨日も多くの方に集まって頂き、天候にも恵まれて楽しかったですよ。

来場いただいた知人に「これだけのイベントを無料で大丈夫なの?」と質問されましたが、大丈夫と言うより、必要なんですね。

様々な媒体を使ったPRも大切ですが、会社の中身を知って戴くには限界があります。

今回のようなイベントは、当社で行い、当社のスタッフと直接触れ合うので、良くも悪くもいろいろなことを知って戴くことができます。

このような「中身を知って戴いても構わないイベントが開催できる」というところに意義があります。

ネット社会になって、世の中には本当かウソかわからない情報があふれています。

その中で、直接人と触れ合うイベントは、当社にとってもとても貴重なことなんです。

合わずともいろいろと知ることができる時代だからこそ、大切にして行きたいイベントです。

写真は毎年行われるレクレーション、今年も盛り上がっていましたよ。


ブレイクスルー

2013年07月30日 | 考え方

いろいろな業務に積極的に取り組んでも、なかなか結果が伴わない状況が続くことがあります。

でも、何かをきっかけにいきなりまとめてブレイクスルーすることもあったります。

信念を持って続けていると、どこかで誰かが支えてくれていて、結果につながって行くことがあるのですね。

当社では、本社のスタッフは地道に、確実に仕事を進めてくれます。

出先のスタッフは、自らに鞭を打ちながら結果を求めて動いてくれます。

協力メーカーの皆さんは、それぞれが抱える難しい環境の中で私達の仕事を推し進めてくれます。

協力業者さんは、厳しい工期で忙しい中でも笑顔で協力してくれます。

加盟店さんは、信念を持って私達のシステムを利用してくださるので、仕組みや思想が少しずつですが日本中に広がっています。

いろいろな思いや働きが力になって、良い方向に物事が動いて行きそうな予感です。

一つ一つの出来事、一人一人の協力を思い返すと、胸が熱くなりますね。

心から感謝です。

成果を出すことが最大の恩返しだと信じて、進んで行きます。


印象、大切です。

2013年07月25日 | 考え方

人は人の好き嫌いをホンの数秒の印象で決めてしまうとのこと。

最初に印象が良いか悪いかでその後の展開は大きく変わるのですから、ビジネスでも、プライベートでも、この「印象」を考えることはとても大切です。

私は時々ハウスメーカーさんなどのモデルハウスを見学させていただくのですが、最近の営業マンはこの印象がとても良いです。

会社として明確に「印象向上」の研修を実施しているのだと思います。

印象の大切さは人に限りません。

工務店と大手ハウスメーカーが、仮に同じ住宅を図面に描いて一般のユーザーさんにプレゼンするとします。

ユーザーさんはほぼ確実に大手ハウスメーカーの書いた図面を「こちらが良い」と判断します。

同じ住宅を図面化しただけなのになぜか・・・図面の印象が全然違うからなのですね。

ハウスメーカーの図面は見やすく、立派なカバーに挟んであり、オシャレに見えるように研究されています。

工務店は、そのまま家を建てるための図面を使って説明する場合が多いので、印象で比べられると勝ち目はありません。

もちろん、全てのメーカーが良くて全ての工務店が悪いと言うわけではないのですが、大概このようになってしまいます。

プロとして印象を意識する、ということは大切です。

でも、私は一方でユーザーさんの眼力を高めるサポートも同時に行うべきだと考えています。

「印象が良いから契約したけどダメだった。」

「印象の良い図面だったけど建ててみたら住みにくかった。」ということが無いよう、ユーザー側が印象に惑わされない目を持つことも大切です。

プロ側とすると「印象が良くて実力もある」を目指して切磋琢磨できると幸せですね。

昨日は日銀さんの函館支店でいろいろな方と意見交換ができました。

このような場所に出てくる方々の印象は、やはり素晴らしいですね。


どんどん進みます

2013年07月24日 | 考え方

選挙が終わり、ねじれが解消されたことで、いろいろなことがどんどん進んで行く展開になりそうです。

良いこと、悪いこと、ともに進んで行きます。

結果、日本はどうなっているか、ということが重要なので、乱暴ですが目の前の良い悪いで右往左往してまったく動かないよりは良いのかも知れません。

完全に悪いと思えることでも、その部分を取り除く作業を行うことで、もっと広い範囲で悪いことが起きてしまう事柄があったりします。

長い間をかけて構築された仕組みであればあるほど、この傾向が強くなるように思います。

個人的には嫌ですが、場合によってはところどころ悪いとわかっていても、突き進んで行かなければならない瞬間があるのかも知れません。

日本の現状は今そのような状態なのかも知れません。

TPPも、原発も、良い悪いで言えば悪い、と言って語弊はないでしょう。

わかっていてもそれをやるのであれば、利権やプライド以外にも、きっと何かしら意味があるのだと信じたいところです。

私は私で今日も自分にできること、進めて行くだけです。


白か黒か

2013年07月11日 | 考え方

白か黒か、で決めることができれば、これほど楽なことはありません。

でも綺麗にどちらかに決められる物事はほとんどない、というのが実情です。

地球環境の為リサイクルをしよう!は良いことで、アルミ缶などは最初の生成に掛るエネルギーが多いのでリサイクルはとても有効です。

でも、ペットボトルはどうでしょうか。

いろいろと調べると、リサイクルする時に使うエネルギーが新しいものを作る時のエネルギーを大幅に超えるので、地球環境の為のリサイクルという意味では破綻しています。

ただ、リサイクル業者やそれに関わる人などにはメリットがあるので、税金の大幅な無駄遣いではありますが、今でも続けられているのが実情のようです。

このリサイクルは黒です。

現在このような「白の流れに乗れば黒でもOK」と言った風潮が多くあるように思います。

被災地の風評被害が深刻です。

でも、風評被害だという白の流れに乗って、しっかりした放射能検査をしないで出荷されているものがあり、それを安く仕入れて販売し、収益を高めている企業もあるというお話もお聞きします。

しっかりと放射能検査をしている方々が気の毒でなりません。

不安があるので子供達の為に食材などを吟味する人を、風評被害だ!と断罪できるほど、しっかりした管理がされていないのが実情です。

問題は、正確な情報や管理、ルールが行き渡らないというところ。

本来、風評被害云々という声が出る前に、国や東電が被災地の農家さん、漁師さんに十分な保証や今後のルール決めをしなかったところに原因がありそうです。

国、東電、マスコミの一部の人が、風評被害という白の流れを作って、国民対国民の構図を作って責任の所在をぼやかしているとすると、狡猾で嫌ですね。

白でも黒でも、その中身が重要で、判断するにはしっかりと本質を知っていなければ行けません。

難しい世の中になってきましたが、私たちは私たちにできること、進めて行きます。


マナーの良い愛煙家

2013年07月10日 | 考え方

タバコを吸う人の肩身はどんどん狭くなりますね。

私もタバコを吸うのでエラそうには言えませんが、(数年前まで3年ほどやめていたので吸わないイメージが強いみたいですが)タバコを吸うこと自体はそれほど悪いことではないと思っています。

仕事中頻繁に喫煙所に通うような人や、煙や匂いを配慮しない人であればタバコを吸って欲しくありませんが、これはタバコではなくて人の問題ですね。

健康面で言えば、のどや肺に対して吸い過ぎは絶対に悪いと思うのですが、精神の安定なんかにはプラスの効果があることも確かのようです。

お酒でも、コーヒーでも飲みすぎはダメでも、ほどほどであればプラスであるように、タバコもほどほどであれば良、というデータもあるようですね。

タバコの吸いすぎが肺がんの可能性を高めるのは確かですが、無理にやめてイライラしたり、ホッとする瞬間を失うことで体の不調を招くケースもあるようなので、タバコの成否を好き嫌いで決めてしまうのは危険なようにも思います。

賛否両論ありますが、すべてはマナー、だと思います。

タバコほど抵抗なく税収を稼げるものもないので、マナーの良い愛煙家、育てて行くのも一考です。

写真は博多長浜ラーメンの屋台、大好きです。


良い人

2013年07月09日 | 考え方

私は「良い人になりたい」と願っている時点で、良い人ではないと自覚しています。

ブログなどでは喜怒哀楽の怒や哀はできる限り割愛しているので、文章だけを見ると比較的良い印象しか受けないかも知れませんが、実際は・・・です。

子供の頃嫌いだった自分と比べると、随分と好みの人間に近づいてはいますが、天然の「良い人」を見ると溜息が出てしまいます。

「別に良い人じゃなくてもいいじゃないか」と言われることもありますが、いやいや、良い人はきっともれなく幸せだと思っています。

良い人が良い人でいられる理由は、心が乱れないからなのでしょう。

だから、太古から人は、何かに祈ったり、滝に打たれたりして、心を鎮める修行に励んできたのかも知れません。

人と自分を比べるときりがない、全ての争いごとをなくすることも難しい、せめて自分と自分のまわりの人達だけは「良い人」でいられた嬉しいな、と強く思います。

びっくりするほど綺麗ごとのようですが、そう決めてしまうと意外に道は開けて行ったりもします。

私はまだまだ修行中なので、心が乱れることがありますが、徐々に穏やかさを習得しつつあります。

今年の七夕は晴れたので、願いはかなうかも知れませんね。

願ってばかりいても他力本願なので、今日も自分にできること、前に進めて行きます。

写真は先日伺った中洲、蒸し暑いので夏以外がおススメですね。


お葬式について

2013年06月24日 | 考え方

昔、お葬式って酷だな・・と思っていました。

近親者が亡くなり悲しくつらい時なのに、たくさんの人をお招きして気を使う・・・これ、大変です。

戒名は?会場は?費用は?お手伝いは?告知は?花の位置は?などなど、喪主にはやることが満載です。

でも、お葬式を体験するとわかるのですが、バタバタと忙しくて悲しんでいる暇がないのです。

これは、もしかして、悲しむ暇をなくして立ち直りを促すには良いことなのかな、と考えを改めました。

亡くなった人の為に、残された人が苦労してお葬式を上げている、と思っていた時は「故人はそれを望んでいたのか・・」と、違和感をもっていたのですが、残った人の悲しみを薄める時間だと考えれば、それはそれでなかなか良いことのような気がします。

文化として残ってきたものには何かしら深い意味があります。

今更ですがいろいろなことを一つ一つ、自分なりに理解して行きたいと思います。


飛ばないボール

2013年06月16日 | 考え方

プロ野球の飛ばないボール問題、びっくりしましたね。

久しぶりに同情の欠けらも持たなくて良いダメな偉い人を目撃しました。

「不祥事じゃない」「知らなかった」・・・知らなかったことが不祥事ですね。

ずっと、ずっと、裸の王様で生きてきて、きっと心の底から「自分は悪くない」と思っているのだと思います。

頑張って同情できる部分を探してみると、裸の王様だということを誰も言ってくれなかったんだ、ってとこくらいでしょうか。

でも、それを言わせない雰囲気を作ったり、言う人を排除し続けた結果だから、やっぱり同情の余地はないのでしょうね。

とっても哀れです。

自分も気を付けます。


インターネットは怖い

2013年06月13日 | 考え方

先日、何気なくファースの家の評判についてインターネットを眺めていました。

比較的ありがたい内容が多くてうれしかったのですが「ファースの家を検討していますがどう思いますか?」と言った質問に対して、床下のクールチューブが云々、標準の断熱材が薄い云々と述べている人がいました。

どうも建築士のようで、当社のホームページを調べて回答を行っている様子でした。

解釈が大きく間違っていて正直とても迷惑ではあるのですが、無償で一生懸命調べて回答していることを思うと、何とも健気で文句を言う気持ちもなくなってしまいます。

今更ですが改めて思ったことは「インターネットは怖い」ということ。

当人にはなかなか聞きにくいので、第三者に意見を求めるのはとても良いことですし、私もそうすることもありますが、第三者の情報に頼る前に一度本家の話を聞いてみることをお勧めしています。

ハウスメーカーや工務店、設計事務所を選ぶにしても、それぞれに一長一短、特徴があります。

私に持論や自信があるように、他社にもそれぞれ持論や自信があります。

一番の理想は選ぶ方がいろいろと調べて、知識と自信をもって住宅会社を選択することですね。

基本的に他社を決めつけで否定する人の話は参考にしない方が良い、ということだけは確かのようです。

流す情報はできる限り正確に、そして誠実に、を心掛けて行きたいと思います。