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家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

一喜一憂

2014年04月04日 | 考え方

何をしてもうまく行かない時もあれば、思いもよらない幸運が訪れたりすることもあります。

自分のことを俯瞰的に見てみると、都度一喜一憂しているのが滑稽だったりします。

上がり下がりしながらでも、長いスパンで見た時に右肩上がりであればそれで良い、とわかってはいるのですが、やはりいつまでたっても一喜一憂してしまいます。

ここのところ良い出会いや、手応えを感じることが多くなっているのでとてもありがたいです。

油断して落ち込まないように今から気を付けることに致します。

良い人に逢い、良い話ができると、心が軽くなったり、落ち込んでいたことがウソのように晴れることがあります。

与えてくれる人に感謝しながら、私も与える人になりたいと心から思います。

写真は羽田空港から九州方面に向う飛行機から見えた富士山です。

上から見下ろすのが申し訳ないと思うほど、威風堂々としていました。


考え方はシンプルに

2014年03月19日 | 考え方

人でも物でも仕組みでも、多かれ少なかれ良いところも悪いところもあります。

悪いところを拡大解釈してしまって切り捨ててしまうことは、自分にとっても、組織にとっても、とてももったいないことです。

良いところを伸ばして、悪いところを改善すること、これを繰り返すと少なくても前進することができます。

ただ、根本的に、徹底的に悪い場合は、スパッと切り捨てる勇気も必要です。

実務は煩雑でも、考え方はシンプルに、考え過ぎずに行く方が良いのでしょう。

でも、言うは易し、ですね。

あきらめず、努力を続けて行きます。

 

写真はお気に入りのバーで出てくるお通し、シンプルですが良いですね。


理解してもらうには

2014年02月19日 | 考え方

自分を理解してもらうためには、相手を理解する必要があります。

相手のことを何も理解していないのに、自分のことを理解してもらえることがあるとすると、それは力関係であったり、恋愛感情だったりするので、その関係が崩れると無くなってしまうものです。

「こんなにしてあげているのに、あの人は何もしてくれない。感謝の言葉もない。」と思うようなことがあれば、それはしない方が良いことなのかも知れません。

自分がしてあげたいことと、相手がして欲しいことは全然違っていたりもするので、何をするにしても互いを理解するのが先ですね。

理解する為には気兼ねなく話し合えることが重要なので、どちらかに遠慮があったりすると本質的に理解し合うのは難しい、ということになってしまいます。

それでも、難しいことですが「相手を理解した分だけ自分も理解してもらえる」と考えた方が良さそうです。

理解する努力、続けて行きます。

写真は、先日やっと乗れた飛行機から遠くに富士山が見えました。

なんとなくホッとすることができたので、富士山には不思議な魅力がありますね。


仲良しクラブ

2014年01月30日 | 考え方

会社は仲良しクラブじゃダメなんだ!と良く聞きますが、実際どうなんでしょうかね。

私は仲良しの方が情報をうまく共有できて、仕事がうまく進むと考えています。

そもそも、人と仲良くできない人が人に喜ばれる商品やサービスを作って、それを育て、人に進めることなどできるのでしょうか。

もちろん「合う、合わない」ということはあるとは思いますが、仲良くするくらいのことはできるはず。

じっくりと長い時間をかけて辿りついた結論は「人は仲良くできる方が良い」「仲良くできる人ほど最終的に仕事ができる」で「仲良くできる人と仕事がしたい」と思うようになりました。

右肩上がりの高度成長時代であれば、物さえ良ければ売れることもありました。

これからの時代は、量より質、質には人も含まれます。

人柄が全て、とは言いませんが、人柄と努力は天才を凌駕すると私は信じています。

ただ一つ、人柄の前に必要なのは、その組織の理念でしょうか。

理念に基づいた目標を達成する為に、人柄の良い人達が全力で取り組む組織作り、これ、良いですね。

今もだいぶ良い線行っているとは思いますが、もっと高いところを求めて行きます。

 

そういえば先日乗った飛行機のタイヤが一つツルツルだったので、ちょっと怖かったです。


おばあちゃんの知恵

2014年01月22日 | 考え方

子供の頃、おばあちゃんの知恵や技術に驚かされたことがたくさんあります。

昔の生活のお話やお手玉なんかにも驚いたのですが、目の前に止まっていたハエをいきなり素手で捕まえた時はホントにびっくりでした。

おばあちゃんに限らずお年寄りのお話に耳を傾けると、驚くような、笑えるような、いろいろな興味深いお話を聞くことができます。

お年寄りのお話がどうしてこんなに面白いのかを考えると、昔の話であるということ以外では、そのほとんどが「自分ができること」や「自分が体験したこと」だからなのかな、と思ったりします。

他の人の話や本、その他の情報をわかりやすくまとめて教えてくださる人の話も当然勉強になるのですが、飽きずに聞ける話には必ず「自分の体験」が入ってきます。

話が大げさだったり、浅い知識で批評したり、湾曲されていたり、勘違いやウソだったりすると、聞いていて面白くないし、嫌悪感すら持ってしまいます。

お年寄りの話が面白いのは、あったことを淡々と、普通に話しているだけだからなのかも知れません。

仕事柄あったことを淡々と話すだけではいけませんが、参考になりそうですし「後悔しない情報を発信する」ことは大切にして行きたいと思います。

現在、打率は低めですがハエを素手で取れるようになったり、笹船が作れたり、どんぐりの蓋を笛にできたりと、つまらないおじいさんにならないように、着々と準備中です。


年賀状

2013年12月20日 | 考え方

会社で準備する年賀状の厚さを見ると、本当に多くの方たちにお世話になっていることを知ります。

一つ一つの宛先を見ると、その会社、その人との思い出が頭の中に広がります。

一年一年の歳月がその思い出の量を増やして行きますが、それがそのまま財産なんだと最近特に思います。

お付き合いする人が多ければ良い、と言うことではなくて、多くの人と関わることで得る経験が尊い、という感じでしょうか。

そのようなことを考えるきっかけになる年賀状、大変ですがやはり尊いものなのですね。

毎年できる限り年末のバタバタ感を出さない様にしているのですが、今年は物理的にバタバタしても仕方がないとあきらめて、バタバタして行きます。


妥協も必要

2013年12月19日 | 考え方

仕事や学校、家庭なんかでも「意見が合わない」ということが当然あります。

意見が合わない時は、妥協ラインを探す話合いが必要で、解決するには少なからず妥協が必要です。

中には「ブラックホールでも持ってるの?」と思うほど懐が深くてなんでも吸収できる人もいますが、大概、相手に少なからず疑問や不満を持つはずです。

互いにストレスが溜まらない程度の妥協を重ねて、人や世の中とのバランスを取りながら、人は少しずつ大人になっていくのだと思います。

妥協はできないというのであれば、当然何かを失う覚悟が必要です。

会社であれば退職する、学校であれば孤立する、夫婦であれば離婚する、など。

「主張はするけど妥協はしません」では、大人なのに親に依存する小さな子供と同じ存在になってしまいます。

相手の立場や環境をしっかり考えると、妥協ラインは見えてくるはずだし、どうしても妥協できないのであれば、全ての責任を抱えて突き進むしかありません。

なんて、言うは易く行うはご難し、ですね。

妥協が必要、なんて言葉は後ろ向きな気もしますが、理想に近づくには必要なことでもありそうです。

写真は会社の玄関に飾られていたサンタさん、ちょっとしたことでもホッとしますね。


天と地

2013年12月06日 | 考え方

人に注意をする時は、良い部分は認めた上で悪い部分をできるだけピンポイントで指摘することが良いのだと思います。

電車で走り回っている子供に注意する時は「元気で良いね~。ただ、電車で走りまわると転んだり、ぶつかったりして危険だから駄目だよ。」と。

間違っても「このガキうるさいぞ!」などと叱ってもの、その子はその人に怯えて黙るだけで何が悪かったのか理解しないので、根本的な解決にはなりません。

よく人を見ていて気づくのは「自分が気に食わないから叱る人」と「その人や組織、環境を良くする為に叱る人」がいるということ。

この違い、天と地です。

自分はどうなのか、気を付けて行きます。

飼い猫「みりん」には掃除機が敵に見えるようです。

この間違いは何も害がないので、放置することにします。


自分が思う自分の印象

2013年12月04日 | 考え方

以前、上の娘に「パパの口癖ってなんだろう?」と聞かれ「特にないと思うけど・・・」と言いながら考えていたら「無いかーそれじゃー『アハハ』にしとくね。」と言って立ち去って行きました。

DSか何かのゲームに「パパ」を設定しているようでしたが、なぜアハハなのか疑問でした。

その後「なぜパパの口癖がアハハなの?」と聞くと「いつも笑っているから」と言います。

「・・・そんなに笑っている?」「うん、笑っているかニコニコしている。」とのこと。

自分的にはそれほど笑っているつもりもなかったので、すごく褒められたような、馬鹿にされたような複雑な心境でしたが、楽しそうだったので良しとします。

人が持つ印象は、自分が思っているものとは随分と違うものだと考えさせられました。

良くも悪くも、自分で思っている自分の印象は「間違っている!?」と、疑ってかかる必要がありそうですね。

写真はいつかの出張で新幹線に張り付いていた「くまもん」。

くまもんに対する印象は「働き過ぎ」でしょうか。


アンテナ

2013年12月03日 | 考え方

師走、忘年会シーズンですね。

飲む機会が増えて体重も増えそうなので、少々注意が必要です。

先日参加した忘年会の二次会で伺ったお店では、良いタイミングで花火を上げてくれます。

寒空の下斬新なサービスですね。

勝ち残る飲食店は味だけではなくて、サービスも素敵です。

良いことはどんどん吸収できるように、アンテナ高くして感度を上げて行きたいと思います。


思考を分ける

2013年11月15日 | 考え方

自分の中で、仕事時とプライベート時の思考ははっきりと分けています。

プライベートでは基本的に平和主義ののんびりしたオッチャンですが、仕事時は会社の理念に従って行動しています。

仕事に私情や感情を持ち込むとその時々でぶれるので、影響力が増せば増すほどそうするべきだと考えています。

逆に言えば、それだけ身を委ねることができる理念があるということがとても幸せです。

困ってしまうのは、プライベートと仕事の両方で私と交流がある方からすると、どちらが本当なのか?と疑問に思われてしまいます。

どちらも本当なのですが、仕事に置いては理念に沿って目的を果たす為に必要であれば、残酷で嫌なことでも淡々とこなさなくてはいけません。

冷たい人だ、心の無い人だ、と言われることもあるのですが、しょうがないことだと思います。

当たり前のことではありますが、プライベートでは絶対にしないことでも、仕事であれば話は別です。

内心苦痛ではありますが、掲げた理念に近づくためには、目先の情に流されて間違った判断をするわけにはいかないのです。

だらだらと情に流されて決断が遅れると、結果はもっとひどいことになることを知っているので、どこかでしっかりと線を引くことが大切です。

「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の理念に沿って、これからもずっと仕事をして行きます。

写真は先日立ち寄った札幌芸術の森美術館です。

このような場所は穏やかな気持ちになれるので不思議ですね。

 


育ってきた環境について

2013年10月28日 | 考え方

大学であれば、文系、理系、社会人であれば、営業系、技術系、職人系などに分類されているようです。

私は大学に行っていないのではっきりはしませんが、漢字が書けないことを考えると消去法で理系、社会人初年度は現場監督だったので技術系ということになりそうです。

この分類わけの意味が以前は全くわからなかったのですが、多少は共通点があることが少しずつ分かってきました。

私達のお世話になっている工務店さんの社長さん達は大概、大工さん、現場監督、設計事務所、営業マンなどの経歴を辿って社長になっています。

大工さんから社長さんになった工務店さんの特徴は現場や義理人情を大切にしますが、デザインや原価管理が苦手な場合が多い。

現場監督さんから独立して社長さんになった工務店さんは、原価管理がきっちりしていて堅実ですが、夢のある斬新な提案は苦手な場合が多い。

設計事務所さんから独立した工務店さんは、デザインが良いのですが、こだわり過ぎて効率化が進まなかったりする場合が多い。

営業マンから工務店さんになった社長さんは、受注は上手なのですが、原価管理が苦手で利益をうまく出せない場合が多い。

と、もちろん一概には言えませんが、育ってきた環境である程度の分類わけができるように思います。

伸びている工務店さんの共通点は、自社や自分の特性を理解して、強みを生かして弱みを補強することができていること。

私達の会社はどうか、もっと考える必要がありそうです。

 

写真は先日ちょこっとだけ立ち寄った屈斜路湖のクッシ―。

ふなっしーに負けないように頑張ってほしいところです。


欲について

2013年10月10日 | 考え方

人間には欲があって当然ですが、欲をコントロールできるのも人間だけみたいなので、このコントロール力が重要だったりするのでは、と考えています。

お金持ちになりたい、モテたい、有名になりたい、偉くなりたい、良い車に乗りたい、豪華な家に住みたい、と思うことはモチベーションにもなるので良いのですが、このような種類の欲が前のめりになると、一番大切な「幸せになりたい」という欲が果たせなくなることが多いように思います。

欲を満たすには欲に応じたお金が必要で、お金を生み出すには努力が必要、努力の結果得たお金で賄えるだけの欲で満足できるようにコントロールできるかどうか、が大事なんだと思います。

企業として考えると目標はある程度高く設定した方が良いのは当然ですが、欲の少ない人に過度の努力を強要することは難しいことです。

欲がないのにする努力は辛いだけのものになってしまいます。

そう考えると、経営者として大切なことは、スタッフが持つ欲の種類や大きさを感じ取れること、欲に応じた負荷をコントロールできること、それぞれが持つ欲を実現できる可能性を感じさせられること、ということになりそうです。

人によってはお金や名誉より、遣り甲斐を大切にする場合もあるので、一つの物差しで人を図ることは困難ということになります。

個人的にも会社的にもまだまだダメなことが多いので、改善、進歩の可能性を秘めていると考えて進んで行きたいと思います。

写真は九州の小浜温泉、オバマ大統領とは無関係だと思います。


幸せでした

2013年10月04日 | 考え方

人が一人大人になるまでには、相当たくさんの人達の愛情が必要です。

自分がどんなに不幸だと嘆いても、不幸だと言える今日まで生きることができたのは、相当たくさんの人達の愛情があったからこそなんだと思います。

幸福か不幸かは個々が決めることですが、どうせ生きるのなら幸福を目指して生きたいものです。

全ての人が人生の最後に「私は幸せでした」と言うために生きているとしたら、家族も会社も街も国も世界もきっと、相当平和になるんだろーなと思います。

写真は先日の出張移動中、羽田空港のラウンジでのビール、これはこれで幸せなんです。

 


転ぶということは前に進んでいる証拠

2013年09月11日 | 考え方

システムをより良くする努力をして進化させると、他の部分とバランスを崩して不具合を起こす場合があります。

そのような事象を事前に察知できないことが問題なのですが、精度の高い部分で進化を図ると「マジか・・・」と思うような出来事が起きたりします。

努力と研鑚が多いほど、不具合が出てしまうと凹みます。

つらいのはその事象で全てを否定されたりすると空しくなったりもします。

なにもしなければ問題がなかったことをもっとお客様に喜んで頂きたくて努力した結果、問題が起きてしまうと、目の前が暗くなったりします。

「転ぶということは前に進んでいる証拠」とどこかで開き直って、あきらめずに同じ失敗はしないように、前に向かって努力するのみなのですが、なかなか難しいことですね。

不具合に直面すると「人」の本質が浮き彫りになります。

不具合を告げる側であれば、ここぞとばかりに責め立てる人、厳しくも愛情のある人、理解して協力してくれる人、不具合を起こした側であれば、うろたえる人、逃げる人、立ち向かう人、人のせいにする人、全てを自分で抱える人、どちら側に立ったとしても、自分で自分を誇れるようにしたいと、心から思います。