雨宮日記 11月9日(金) やっと風邪が治ってきました。しつこく「北京」情報
則子さんは原水協の「長崎の日」行動(毎月9日のお昼12時から午後1時、JR浜松駅前、通常はソラモで)に参加して、その後、福祉交流センターでの被爆者の会の「健康相談会」に出席しました。
ぼくはようやく風邪が治ってきたので、昼間の行動を再開しました。上島地域ではないのですが、Oさんのブログの管理人をしている関係で「看板が飛んで来たから取りに来てください」とのメールのお宅へ取りに行きました。則子さんの実家のある初生町のお宅でした。
その後、城北図書館へ、久しぶりに行き、音楽CDを3本借りました。チャイコフスキー「白鳥の湖」全曲(2枚)と、「くるみわり人形」全曲(2枚)、歌劇「エフゲニー・オネーギン」全曲(2枚)です。浜松の図書館では、CDは、3本を2週間借りることができます。
その後、自分の職場に行って、風邪のため、滞っていた昼間の仕事を2時間ほどして、午後6時頃家へ帰りました。
忙しくて、毎日、弾きたい「軽ヴァイオリン」を弾けないのが残念です。
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家へ帰って、則子さんが作ってくれてあった夕食を食べながら、新聞を読んでいたら、中国共産党大会で、胡錦濤さんの方針を「理論」として、「毛沢東思想」「小平理論」に次いで規約に書き込むと書いてありました。
へえ!「理論」や「思想」って、政党の大会で決定されて「政党の規約」に書き込まれると、初めて「方針」から、重い「理論」「思想」になるんですね!びっくりです(もちろん、皮肉です)。
物理学でいえば、アインシュタインさんの「相対性理論」は「理論」であると、いったい、どこの政党や国家が「承認」したんでしょうか?
なお、ボクが尊敬するカール・マルクスさんの理論は、彼はドイツ国家からの迫害を逃れた亡命者ですから、すべて自前の資金でまかなわれました。もちろん、マルクスさんは、どこかの国家が「あなたの理論を公認します」と言ったら「バカを言うな!私の理論は国の公認思想になったらおしまいだ。わたしはヘーゲルではない!」と怒るでしょう。
やれやれ、胡錦濤さんの理想はマルクスさんではなくて、ヘーゲルさんだったんですね。なんだか、情けなくなって、今日はこれでペンを置きます。せきもひどくなってきたし。
なぜ、19世紀初めに、マルクスさんが、ヘーゲルさんから必死で前進したのに、21世紀初めに胡錦濤さんは、ヘーゲルさんまで戻って「国家の公認理論」になりたいのでしょうか?
この「くいちがい」「かんちがい」は、何でしょうか?
「国家の公認理論」なのは「中国の胡錦濤理論」も「日本の原発依存理論」も、同じでしょうか。
やはり同じなのは、過去の「帝国の必死の反撃」で、それが「中国共産党帝国」であるか「日本原子力帝国」であるかの違いだけで、本質的な違いはないような気がします。
もしかしたら「尖閣問題」で表面的には、対立・激突して見える「中国共産党帝国」と「日本原子力帝国」を同時に撃て!とマルクスさんは言っているような気がします。
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則子さんとの「俳句」についての会話を書きたいですが、また後で。
写真は、ぼくに何日も振れられず、すねているマイ軽バイオリン。