雨宮日記 2020年11月25日(水) 三島由紀夫さん没後50年
今日は小説家の三島由紀夫さんが亡くなって50年目の命日です。50年前の今日、旧防衛庁(当時)に三島由紀夫さんが殴り込んで、切腹自死した日です。
当時、わが家で共産党の「赤旗日曜版」を購読し始めたころで、普通の商業新聞とはひと味違う、その論調に感心した記憶がある。
いま「三島由紀夫さん」と書いたが、べつに「三島由紀夫さん」を尊敬しているわけでは全然ない。それどころか敵そのものと思っている。
でもボクは、自分以外の他人はすべて「さん」づけで呼ぶのを習慣にしているので。「則子さん」「ウサギの豆子さん」。それが個人を尊重するエチケット、敵もリスペクトするマナーだと思っている。
いつか納得のいく「三島由紀夫さん論」を書きたい。ぼくの読んだ三島由紀夫さん論では、橋本治さんのものが一番かな。でも不満だ。